ビジネスコーチが考える 1月末に「あれ、今年の目標なんだっけ?」ってならないための目標設定とタスク設定のお話

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます

先日、1月3日の日曜日に
今年1回目の日本橋私塾の目標設定会を開催しました

年の初めということで、みなさんの「年間目標」を
決めるワークをやりました

ちょっと
いつもとは違うアプローチでやってみたのですが
結構みなさん気づきがあった様で、とてもたのしい月例会になりました

今日は

1月の末に「あれ、今年の目標ってなんだったっけ?」って
ならないようにする、目標設定とタスクの設定のお話をしていこうと思います

長く会社員をやっていると
「目標設定が嫌い」とか「目標設定と実践に苦手意識」をもってしまうことって
多くあるんじゃないかと思います

そんな方達に、目標に対する視点をちょっとかえると
楽しく目標と付き合える、というお話と

後半では
1年間あなたを成長させ続けてくれるようにする目標の設定と
タスクの設定のワークをご紹介していこうと思います

これまでに、年末になって「今年の目標ってなんだったっけ?」
なんてなっちゃった経験がある方は
ぜひ、今日のお話 最後までお読みくださいね

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

それでは、今日もやっていきましょう!

1月3日の先週の日曜日ですね

今年1回目の日本橋私塾の目標設定会を開催しました
年の初めということで、みなさんの「年間目標」を
決めるワークをやりました

ちょっと
いつもとは違うアプローチでやってみたのですが
結構みなさん気づきがあった様で、とても楽しんでいただけました

その時やったのは「100のリスト」というワーク

これから、自分が死ぬまでの人生でやりたいことを100個書き出すもの

ぼくも、これまでに何回かやったことがあるのですが
これ、あとで振り返ってみると結構かなっていたりするんですよね

「100のリスト」あなどれません

実際にやってみるとわかりますが100個書けって言われると
思うほどたくさんは書けないのです
だから
本当に小さなこととか
まさか無理だよね、でももし出来るのなら
なんてことも書いていかないと100個になりません

ある塾生の方は、以前にこのワークを違うところでやったことがあったそうで
その時の講師のかたは、100個書くのは大変なので
最後の方になっていくと自分の本質が見えますよって言われました

なんて、おっしゃっていました

確かに、そうかもしれませんね
出して、出して、出して、まだ足りなくて 出して
ってやっていると 理性で歯止めしていた部分がはずれて
本質が出てくる、ってことも起こりそうですね

今回の目標設定会では
少し時間が足りなかったので100個 書けた方はお一人でしたので
みなさん、きっと後で一人で取り組んだんじゃないかなって思います

今月末の日本橋私塾の振り返り会では
100個書き終わった感想を聴いてみたいと思います。

目標とか
目標を設定する
と言うことについては、いろいろな考え方があると思うのですが
ぼくは、目標とか目標を設定するって
自分を成長させるためのものだと思っています。

だから「設定した目標をその通りズバリ達成する」って
そんなに重視していなくて
「その目標を達成するに足る自分」に成長できていればOKだと
考えていることが多いです

もちろん、目標そのものをきちんと達成することに
すごく価値があることもあるとは思います

だけど、ぼくの場合は成長思考が強いので
やっぱり「その目標を達成するに足る自分」になることの方が
嬉しく感じてしまうのですね。

そんな感覚で、目標とか目標設定をみているので

世間で時々ある
「目標設定とか、嫌いなんですよねー」
なんておっしゃっている方を見ると
とっても共感する部分と、もったいないなって思う部分を
同時に感じちゃったりします

「目標設定とか、嫌いなんですよねー」に
共感する部分で言うと

ぼくが、まだ会社員で
コーチングに出会う前の頃を思い出します

多くの会社員の方にとっての目標って
会社のための目標みたいなものが多いですよね
わかりやすいのは、営業を担当している方達の目標が
売り上げの数字や、成約件数の数字だったりするやつです

ここでは、目標達成に向かって行動することで
自分が成長することってイメージしにくいですよね

もちろん、優秀な営業マンはそれができちゃうのでしょうけど
ぼくには、それはなさそうです。

これまでに、こう言う目標の設定やその達成を強いられた経験のある方が
「目標設定とか、嫌いなんですよねー」っておっしゃっていると
ですよねー
って共感できます。

その一方で
もったいないなって思うのは
目標の設定の仕方をちょっと変えれば
その目標を思い出すだけで楽しくなっちゃったり
その目標に近づくための行動をするのにワクワクできたり
そう言うことが、経験できるってことも
ぼくが知っているからだと思います。

もちろん、うまく設定できた目標が達成できたり
そのプロセスで自分が成長できたらとっても嬉しいですしね

だから、目標ってやっぱり道具であって
上手に使えば自分の人生を豊かにしてくれるんだなって
思います。

皆さんにも、ご自身の成長につながる目標を設定して
来年の今頃、2021年はいい年だったな
って思えるようにしていただきたいなって思います。

そんな、新鮮な気持ちの一方で、新年も始まって約1週間が経って
お勤め先の仕事も始まって、忙しくなってきたころですよね

加えて、緊急事態宣言が再び発令されて
皆さん仕事をする環境が、変化したり、変化し始めたりしてますよね

新年の爽やかな気持ちも、どっかに行ってしまいそう
という方もいらっしゃるかもしれませんね

こんな感じで過ごしていくと1月の終わり頃には
新年に立てた「今年の目標」なんだったっけ?
ってなちゃいそうな人も多いんじゃないかと思います

今日は、新年の新鮮な気持ちがちょっとでも残っているうちに
先日の日本橋私塾では、時間が足りなくてできなかったワークと
そこで皆さんにやっていただいて好評だったワークを
ご紹介して、皆さんの「新年に立てた目標」か
ちゃんと「今年の目標」として機能するようなお手伝いができればいいなって
思います。

それでは、ワークのご紹介です

最初に取り組むのは先ほどちょっと話した「100のリスト」というワークです
この動画を見ていただいている方の中には、これまでにやったことがある
とか、知ってるよ って方もいらっしゃるかもしれませんね

今日はタイマーで20分計りましょう

目の前に、真っ白な紙を用意して20分間で

今日から、あなたの人生最後の日までに「やりたいこと」を
思いつく限りたくさん書きましょう。

100個って結構な数なので、大きなことも、小さなことも
書かないと100個にならないと思います

クルーズ船で世界一周 から ブドウを食べる
まで、さまざまな大きさの「やりたいこと」を書き出しましょう!

今回ご参加いただいた塾生の方がおっしゃっていたのですが
100個書くって結構大変なので、100個に近づくと自分の本質が
見えてきたりして、気づきも多いです。

そして、ぼく自身も、人生の節目に何回かこのワークをやってきましたが
この100のリストに書いたことって、あとで考えてみると
結構叶っていることが多いんです。

もちろん、そのためにがっつり取り組んで叶えたものもあれば
気がついたら叶っちゃってたものもあったり

でも、本当に不思議ですけどけっこう叶っちゃうので
ぜひ、20分間楽しみながら書き出してみてくださいね

100のリストが書けたら
次は今年の目標選びです

今回は4つの切り口を用意してみました
1、成長目標
2、副業の目標
3、遊び(趣味)の目標
4、人とのつながりを感じるための目標

成長、副業、あそび、つながり

この4つの切り口で100のリストの中から
今年の目標にするやつをひとつずつ選んでください

「今年の」目標にするために多少アレンジしたりするのもありです

あ、それから副業をやっていなかたとか、副業に興味がない方は
二つ目は、経済的な目標やお勤め先のビジネスでの目標を選んでいただくと
良いと思います。

成長、副業、遊び、つながり

4つの目標を選んだら、4つそれぞれの目標を
あなたが達成したり理由を書き出していきます。

一つの目標につき5分間で
できるだけたくさんあなたがその目標を達成したい理由を書いていきましょう
この、目標を達成したい理由がたくさんあればあるど
時間が経っても「あれ、今年の目標なんだったっけ?」てならなくなるはずです

なので、5分間がんばって「あなたがその目標を達成したい理由」を
バンバン書いていってください

大きい理由も、小さい理由も
かっこいい理由も、カッコ悪い理由も
人に言うのはちょっと恥ずかしいような理由でも
とにかく数をたくさん書くことにポイントを置いて
チャレンジしてみてください

成長目標の理由を5分間でたくさん書いたら
順番に「副業」「遊び」「つながり」の
目標の理由をそれぞれ5分ずつ書き出していってください

成長、副業、遊び、つながり
4つの目標とその目標を達成したい理由が山盛り書くことができたら
次は、目標をあなたができる行動に変換していきます

行動に変換するために1番最初にやるのは

あなたがその目標を達成するために使えるもの、すでに持っているもの
を思いつく限り書き出してみましょう

この使えるものや、既に持っているものは
物理的なものだけではなく、スキルや能力、資格や人脈など形のないものも
含めて書いていきましょう1つの目標あたり5分間かけて書き出せば
十分な量の「使えるもの」が書き出せると思います。

「使えるもの」が書き出せたら、今度は
その目標を達成するために、これから「手に入れる必要があるもの」を
一つの目標あたり5分間で書き出してみてください

この「手に入れる必要があるもの」も先ほどと同じように
スキルや能力、資格とか人脈のような形のないのもの含めてかいてくださいね

「使えるもの」と「これから手に入れる必要があるもの」が書けたら
これらをヒントに、タスクリストを作っていきます

成長、副業、遊び、つながり
それぞれの目標に対して10個ずつ
「あなたがその目標に向かえていると思える行動」で
「5分から15分ぐらいの時間でできるシンプルな行動」
を書き出していきましょう

ぱっと思いつくタスクがあればそれを書いてもいいですし
その他に
先ほど書いた「使えるもの」を使える状態にするアクションや
「手に入れる必要があるもの」を手に入れるために一番初めにやること
などを考えてみると、タスクが作りやすいと思います

成長、副業、遊び、つながり
4つの目標に対して10個ずつのタスクリストを作ってください

あとは、実践するだけです

一つの目標に対して1日一つずつ10個のタスクを10日間で
こなしていってください

小さなタスクにしていただいたのは理由があります

イメージとしては
大きくて、重たい岩を転がす時と一緒です
最初の1回転目のゴロンとするのが一番大変で
転がし続けていくとだんだん、勢いがついて転がすのが楽になっていきます

同じように目標を達成するための行動は、
最初の一歩が一番大変です
10日間かけて、その目標に向かっていく勢いをつくっていきましょう

世界No1コーチと言われる
アンソニー・ロビンズさんが10day アクション
っておっしゃっているのと同じ考え方です。

このブログを読み終わった瞬間に
最初の1つ目のタスクを4つ片付けちゃいましょうね

ここで、今日のワークの整理をしておきましょう

1、20分間であなたがこれから死ぬまでの間にやりたいことを100個書き出してください
2、100のリストの中から今年の目標を決めます
今回は「成長」「副業 または ビジネスやお金」「遊び」「つながり」の4つの目標を
決めることをご提案してみました
3、目標の理由をつくっていきます
成長、副業、遊び、つながり の4つの目標に対してそれぞれ5分使って
あなたがその目標を達成したい理由をできるだけたくさん書いていきます

それができたら、ここからは目標を行動に変換していきます

4、4つの目標を達成していくにあたって、すでにあなたが持っているものをリストアップしてください
5、4つの目標を達成していくにあたって、あなたがこれから手に入れる必要があるものをリストアップしてください
6、4つの目標に対して10個ずつ
あなたがその「目標に向かっていると思える行動」で
「5分から15分ぐらいの時間でできるシンプルな行動」をタスクとして書き出しましょう

それができたら、今日からぞれぞれの目標に対して1日一つずつ
10日間で10個x4つのタスクをこなしていきましょう

 

最後に今日のお話、まとめておきましょう

今日は、1月の末に「あれ、今年の目標ってなんだったっけ?」って
ならないようにする、目標設定とタスクの設定のお話をしました

長く会社員をやっていると
「目標設定が嫌い」とか「目標設定と実践に苦手意識」をもってしまうことって
多くあるんじゃないかと思います

そんな方達に、目標に対する視点をちょっとかえて
「目標って自分を成長させてくれる道具」だって考えると
楽しく目標と付き合える、というお話と

後半では
1年間あなたを成長させ続けてくれるようにする目標の設定と
タスクの設定のワークをご紹介してみました

これまでに、年末になって「今年の目標ってなんだったっけ?」
なんてなっちゃった経験がある方は
ぜひ、今日のお話試してみてください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/haGJma733Lg

ぜひ、動画でおさらいしてみてくださーい

皆さん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
毎日を上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました!

 

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ビジネスコーチが考える、続けられる日記の3つの書き方

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

今回が2021年1本目の投稿です
新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

新年ということで
みなさん、それぞれに意気込みだとか
今年はこんな風にしたいという思いを抱いていらっしゃる
ところではないかと思います

クライアントさん達とのコーチングセッションも
新年に近づくと、多くのクライアントさんが
一年間の振り返り
とか
これからの一年間をどうしていくか
といったことをテーマにセッションをすることが多くなります

昨年最後の日曜日の夜にオンラインで行った
ぼくが主催する日本橋私塾の振り返り会 兼 忘年会 でも
みなさんに、2020年をたのしく、そして2021年の成果につながる様に
しっかりと振り返っていただきました

2021年1本目の今回は
ぼくの大好きな振り返りのお話をしていきたいと思います

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

初めに今日のまとめです
今日は、前半では
たくさんある振り返りのメリットから3つほどピックアップして
なんで「振り返りをすると良いのか」お伝えしていきます。

後半では
ケース別の振り返りの方法をお伝えしています
もちろん、複合技でも使えるモノですし
具体的なフレームワークもお伝えしています

今年から振り返りをきちんとやって
より質の高い毎日を送っていこうと思う方は
ぜひ、最後までお読みくださいね

それでは参りましょう!

ぼくは、日頃から振り返りをとても大切にしています

今日の前半は
たくさんある振り返りのメリットから3つほどお伝えしておきます

今日お伝えする、振り返りのメリットひとつめは
自己肯定感を整えることができる です

振り返りをすることで
自分が出来ている事、出来ていない事を
客観的に把握することが出来ます

1日の振り返りで
その1日に自分がやった事を振り返る
という事を繰り返していくと

自分が見落としがちな
だけどきちんと出来ていること
が、ちゃんと出来ていることを自分に伝えることが出来ます

こうすることで
自己肯定感を整えるのにとても効果的です。

この部分はとくに
自己肯定感が低い方や
自己効力感が弱まっている方には
おすすめです

そのためには
1日の行動を、出来るだけ客観的に振り返ると良いですね

今日の後半では
ちゃんとできていることを見つけやすくする方法や
客観的に振り返る方法もお伝えしますね

今日お伝えする、振り返りのメリットふたつ目は
継続的な振り返りによって、自分の傾向がわかってくること

継続的に振り返りをしていると
自分の傾向がわかってきます

同じ目標に向かって毎日進んでいくとしても

ある特定の傾向の事柄や行動については
自然と体が動くんだな
とか
こういう事柄やこういう行動は
遠ざけようとする傾向があるな
といったことが自分で把握できる様になります

自分が遠ざけようとする傾向のある
事柄や行動が把握できたら
それに対して、どう取り組むかを考えれば良いですね

三つ目は
人生を2回味わえる
人生は今という時間の積み重ねですね
その瞬間の出来事を振り返ることで
満足したこと、嬉しかったこと、楽しかったこと
ワクワクする感情などをもう一度味わうことが出来ます

これだけで、人生がとても得した気分です

もちろん、あなたをマイナスの感情にしてしまう様な
出来事だって起こるでしょう

こう言った、あなたをマイナスな感情にする出来事は
客観的に振り返って
まだ解決していな課題であれば、解決への施策を合理的に考えることになるし
もう解決している問題であれば
次に似たような問題、課題が起きた時に
もっとレベルの高い対応や質の高い対処ができる様になるでしょう

合理的な施策や
次回へのレベルの高い対応、質の高い対処が手に入ったことがわかれば
その出来事はすでにあなたにとってプラスの出来事ですね

今日の前半では、たくさんある振り返りのメリットから
3つ
1、自己肯定感を整えることができる
2、自分の傾向がわかる様になる
3、人生を2回味わえる
をお伝えしました。

さて、後半では「振り返り方」についてお伝えしましょう

今回は、振り返りの方として3つご提案しますね

1、自己肯定感を高めたい方向けの振り返り方
2、客観性を高めたい方向けの振り返り方
3、問題、課題、マイナスな感情を抱えている方向けの振り返り方

この3つをお伝えしていきます

まずひとつ目は
1、自己肯定感を高めたい方向けの振り返り方
です。

視点を変えるフレームワークを使うこと

昨日一日を振り返るときに
1、満足していること
2、人に何かを与えることが出来たこと
3、学んだこと
4、感謝できること
それぞれを、思い出す様にしてみてください

これをする事で

自己肯定感が低い状態の方とか
自己効力感が弱い状態の方にとって
視点を変える練習や視点を変えるきっかけになるので
先程お伝えした、自己肯定感を整える効果が得やすくなりますね

振り返り方のひとつ目は
視点を変えるフレームワークを使う
でした

ちょっと、おまけでお話をしておくと
この視点を変える質問に限らず「フレームワーク」を使うことで
振り返りの継続がしやすくなるとぼくは考えています

良く、日記が三日坊主で終わってしまう
と言う話を聴いたりすることがあります

日記が続かなくなる理由って
ざまざまあると思いますが
そのうちの一つは「日記に書くネタがなくなって、書き始めるワクワク感がなくなる」
って言うのがあると思います。

日記を書くときに
なんのフレームも用意していないと
その時の自分が気になっていることを、文章にすることになりますね
ですが、どんなに波乱にとんだ人生の人だって
毎日毎日そんなに劇的な変化があるわけではないはずです

気がついたら日記に昨日とおんなじこと書いてた
あーまた今日も同じ様なことしか書くことないな
って思う日が2日、3日って続くと
めんどくさいけど、日記書くかー
って思った時にでも今日は新しいことないからやーめた
ってなりやすいと思うんです
こんな日が3日も続くともうやばいですよね

その反対に、日記ではなくて「振り返り」として
フレームワークを用意しておくと
その質問に答えるために、あなたの価値観で並んでいる
記憶の一番上にあるものではなくて
その下にあるものを取り出してこようと工夫をするので
「いつもの日記」になりにくいですし
たとえ、昨日と似た様なことを書いていても
それは、フレームワークへの回答なのであなたのせいではありません
気にせずに似た様な事を書きましょう

そのうち、身についてくると
わざわざ「人に何かを与える行動をする様になる」ってこともあったりします
つまり振り返りに何か新しいことを書ける様にするために
日中の行動を変えた わけです。
これって、とってもわかりやすく「振り返りがあなたの人生を変えてくれていますよね」

だから、フレームワークを用意しておくと
「振り返りが続きやすくなる」ぼくは、そう思っています

さて「振り返り方」のお話に戻りましょう

ふたつ目は
2、客観性を高めたい方向けの振り返り方
です。

それは、
イリイスト日記法を使うこと

こちらでは何回かお伝えしているやつですね
イリイスト日記法 別な呼び方では 第三者日記法 です
あなた自身の昨日を振り返る時に

あなた自身を見ている、他の誰かが日記を書いている様に日記を書きます

イリイスト日記法は、自分自身やご自身の置かれている環境などを
客観的に把握する能力を高めるのに効果的と言われています

ある研究によると
この「イリイスト日記法」で1日15分間
4週間にわたって日記をつけることで

1、知的な謙虚さ
2、より広い視点で物事を見ることができる
3、妥協点を見つけるのがうまくなる
4、より正確に一月後のことを推測できるようになる

などの効果があったのだそうです

これを踏まえて、あなたが振り返りをするときに客観性を高めたり
ご自身の客観的に物事を見る能力を高めたいと思ったら
イリイスト日記法、第三者日記法で振り返りをしてみると効果的です

イリイスト日記を書くときに、ひとつアドバイスをプラスしておくと
だれが、あなたについて振り返っているかの「だれか」の部分を
明確にしておくと、日記を書いているときに
視点や表現が統一しやすくなったり
気がついたら自分に戻って書いていた
と言うことが起こりにくくなります

ですので、イリイスト日記法を活用して振り返る時には
誰の視点で振り返っているのかをキチンと言語化をしてから
振り返りを始めると良いでしょう

こうして、客観的な振り返りをすることで
前半でお伝えした
自分の傾向
こう言う時には
自然と体が動くんだな
とか
こういう事柄やこういう行動は
遠ざけようとする傾向があるな

と言うことに気が付きやすくなって行くので
やればやるほど、あなたが、あなたの人生を自分自身でコントロールしていくときの
戦略や作戦がつくりやすくなるはずです

ふたつ目は
イリイスト日記法を使う でした

三つ目は
3、問題、課題、マイナスな感情を抱えている方向けの振り返り方
です

正しいポジティブ思考が出来るフレームワークを使うこと

前半で振り返りのメリットとして

「人生を2回味わえる」という表現をしました

これって、嬉しいことや、楽しいことなら良いですが
あなたをマイナスな感情にする様なことだったら
わざわざしたくないって思いますよね。

そこで、前のパートでも

マイナスな感情にする出来事は
客観的に振り返って
まだ解決していな課題であれば、解決への施策を合理的に考えることになるし
もう解決している問題であれば
次に似たような問題、課題が起きた時に
もっとレベルの高い対応や質の高い対処ができる様になるでしょう

と、お伝えしておいたので、
まだ解決していな課題の、解決への施策を合理的に考える
方法についてここではお伝えします

もし、今あなたが、まだ解決できていない問題を抱えているとしたら
こんな順番で解決の方法を考えてみましょう

1、視点を変える
2、問題が解決された状態をイメージ、言語化する
3、その状態に近づくための具体的な行動を言葉にしていく

順番に説明しましょう

もし今あなたがその、問題や課題を前にして
不安な状態だったり、イライラしているとしたら
それは、問題を解決するために適切な感情の状態ではありませんね
まず、あなたが問題を解決するのにふさわしい
感情の状態にていきしましょう

その、最初の一歩として

こんな質問を自分に投げかけましょう

1、この問題によって今自分は何を学んでいるのだろう
2、この問題を解決することによって、自分に新しく身につくモノやコトには何があるだろう
3、この問題が解決できる様になった自分は、どんな成長をすることが出来るだろう

この質問によって、あなた自身を問題の解決にふさわしい感情の状態に導いてください

続いて、その問題が解決された状態をイメージ、言語化してみてください

〇〇がこうなっている

と言う形で回答してみましょう

最後に
その状態に近づくための具体的な行動を言葉にしていきます

イメージ、言語化した「問題が解決された状態」に向かうために
既にあなたが、手に入れている モノ、コトをリストアップしましょう

それが終わったら、今度は
イメージ、言語化した「問題が解決された状態」に向かうために
あなたが、これから手に入れる必要がある モノ、コトをリストアップしましょう
ここには、何かのやり方 とか スキルとか人脈とか
とにかく全部を書き出しましょう

そして、最後に まさに今書き出した
「これから手に入れる必要がある モノ、コト」がどうやったら手に入るか
そのための具体的な行動を、書き出してみてください

これが、あなたがその問題を解決するためのタスクリストです

ちょっと、整理が必要ですね
あなた自身に投げかける質問の部分だけをフレームワークとしてまとめておきます

1、この問題によって今自分は何を学んでいるのだろう
2、この問題を解決することによって、自分に新しく身につくモノやコトには何があるだろう
3、この問題が解決できる様になった自分は、どんな成長をすることが出来るだろう
4、その問題が解決されたらどんな状態ですか
「〇〇がこうなっている」という形でこたえてください
5、理想の状態に近づくために、既にあなたが持っているモノ、コトをはなんですか?
6、理想の状態に近づくために、これからあなたが手に入れる必要があるモノ、コトはなんですか?
7、これから手に入れる必要があるモノ、コトはどうやったら手に入れることが出来ますか?

この7つの質問を使って、あなたをマイナスの感情にしてしまう出来事から
あなたのマイナスの感情を取り除いて、問題解決のための行動のリストを手に入れましょう

それでは、このパートのまとめです

このパートでは、振り返りのやり方のお話をしました

ご提案した振り返り方法は3つ

1、自己肯定感を高めたい方向けの振り返り方
として 視点を変えるフレームワークを使うこと
2、客観性を高めたい方向けの振り返り方
 として、イリイスト日記法
3、問題、課題、マイナスな感情を抱えている方向けの振り返り方
 として、マイナスの感情にしてしまう出来事から、問題解決のための行動のリストを手に入れるフレームワーク

この3つでした。

それでは、今日のまとめです。

今日は、前半では
たくさんある振り返りのメリットから3つほどピックアップして

1、自己肯定感を整えることができる
2、自分の傾向がわかる様になる
3、人生を2回味わえる

について、お伝えしました

後半では
ケース別の振り返りの方法をお伝えしています
3つ、お伝えしてみました。
1、自己肯定感を高めたい方向けの振り返り方
2、客観性を高めたい方向けの振り返り方
3、問題、課題、マイナスな感情を抱えている方向けの振り返り方

これらは、複合技でも使えるモノです
今年から振り返りをきちんとやって
より質の高い毎日を送っていこうと思う方は
ぜひ、試してみてください。

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/viDdWZaI71g

ぜひ、動画でおさらいをしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しい毎日を上手に楽しんでいきましょう。

それでは、今日はここまでにします

今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました。

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「忙しいのは良いこと」という価値観についてビジネスコーチが考えてみる

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

ぼくは、大学生時代に
千葉県の舞浜というところにある
とても大きなテーマパークで働いていました

バブルの真っ只中だったこともあり
1日の入場者数が十数万人なんてこともあったように記憶しています

そんな日は、本当に忙しくて1日があっという間に過ぎ去っていきます

はじめに、今日のまとめです

今日は、大学生時代のぼく、会社員時代のぼくを
振り返りながら
「忙しい」とか「ありがとう」について考えてみようと思います

「働く」「仕事をする」って生活のために稼ぐということだけでなく
人間にとって、とっても大切なことですよね

その「働く」ことやあなたの人生そのものを
より質の高い充実したものにしていくためには
「何をやるのか」「何をやらないか」とくに
忙しい現代人にとっては「何をやらないか」を意思を持って決められることって
とても大切なことだって、ぼくは思っています。

今日のお話の前半では
なぜぼくが「何をやらないか」を自分で決められる様になることが
大切だと思う様になったか、というお話

そして、後半では
お読みいただいているあなたが
「何をやるのか」「何をやらないのか」を判断する基準の参考になる様に
グレッグ・マキューンさんが書いた
「エッセンシャル思考」最小の時間で成果を最大にする

https://amzn.to/2RDX0vK
という本から、ぼくがピックアップした
10この質問をご提案します。

ぜひ、今の自分の「働き方」や「忙しさ」に違和感を感じている方は
今日のお話、最後までお読みくださいね

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

それでは、参りましょう

冒頭お伝えした様に

ぼくは、大学生時代に
千葉県の舞浜というところにある
とても大きなテーマパークで働いていました

バブルの真っ只中だったこともあり
1日の入場者数が十数万人なんてこともあったように記憶しています

そんな日は、本当に忙しくて1日があっという間に過ぎ去っていきます

とても有名なテーマパークであることや
社会的にもキャストの質が高いことがとても評価されていたので

そこで、キャストそして働くことそのものにもプライドを感じていたでしょうし
そこは、とても非日常の空間なので、たとえ仕事としてでも
そこにいることで高揚感に包まれていたり
そして、共に働く仲間にもとても恵まれていました

ぼくが所属していたロケーションは
一番多い時は130人ぐらいのキャストが在籍していたと思うので
大学のサークルのようなノリもありました

ぼくが「本格的に継続的に働く」という経験をしたのは
それが、初めてのようなものだったので
ここで働いたことの影響は、その後のぼくの人生に色濃く残っています。

具体的には
楽しくやること
忙しい事は良いこと
ありがとうと言われることの喜び
高揚感

これらのことが「働く」「仕事をする」ことと
ぼくの中では、強い結びつきを持っているのだと思います

お読みいただいているあなたにも
「働くこと」「仕事をすること」に
結びついている価値観ってあるのではないかと思います

 

ぼく自身のお話を続けると
会社員になってからは
商品の企画や開発をする仕事をやっていたので
大学生の時のように毎日、不特定多数の消費者の方と接する機会って
全くなくなってしまったので
先ほどあげた価値観で言えば
「ありがとうって言われる喜び」や「高揚感」みたいなものは
感じることができにくくなりました。

そして
「ありがとうって言われる喜び」や「高揚感」がへった隙間を
「忙しいことは良いこと」って言う価値観で埋めようとしました
顕在的にも潜在的にも自分が忙しくなる行動をするのですね

声をかけれられると
それが自分が本来やるべき仕事かどうかも考えず
引き受けたり、約束をしたりしてスケジュールを
真っ黒にしていきます。
そんな予定がぎっしり詰まったスケジュール帳を見て
「ぼくは皆んなに必要とされている」と
安心感のようなものを感じていたんだと思います。

承認欲求丸出しですねー

この状態って
たくさんの周りの人が
ぼくに頼ってくれているというより
ぼくが周りの皆さんを利用して自分の心の隙間を
埋めている状態ですよね

つまり、周りの人に依存しているのは
ぼくの方だったのです。

だから、どんなに手帳を真っ黒にして
忙しい毎日を過ごしても 結局残るのは
ふとした瞬間に訪れる「何かが足りない」という気持ち

それじゃあ
本当に充足感を得ることができる「頼りにされ方」って
どんなんでしょう?

その後
コーチングを学んだり
副業を経験したり
会社員を辞めて独立したり
プロのコーチとしてたくさんのビジネスパーソンの支援をしてきた中で

今、ぼくが思っているのは
「自分が本来なすべきこと」で誰かのお役に立って
その結果「ありがとう」って言われること

これが
本当に充足感を得ることができる「頼りにされ方」
なんじゃないかって思います

だから「忙しいのは良いこと」は
ぼくにとっては修正した方が良い価値観だったのですね

某有名テーマパークの様な小売りの現場は
忙しさ ほぼイコール 売り上げ なので
それで良いのかもしれません

ですが、たとえばあなたが組織の中で働いているなら
その組織の中で担っている役割に適した
「本来やるべきこと」があるでしょうし

副業をやる方や起業する方にとっては
組織の中で働く方よりもいっそう
あなた自身が大切な「あなたの人生を使ってやりたいこと」を
明確にして、それに繋がっていることかどうかで
どう働くか、どう仕事をするかを明確にして
「本来やるべきこと」を言語化するべきでしょう

ここからの後半では、
あなたが「本来やるべきこと」を言語化できる様になるために
あなたが「やらないことを決めていく」助けになるワークをご紹介しようと思います

グレッグ・マキューンさんという方が書いた
「エッセンシャル思考」最小の時間で成果を最大にする
という本があります。

本書では、仕事でも人生においても
「より少なく、しかしより良く」をめざして
そのことによって、幸せで質の高い人生を目指すことを提案しています。

この「より少なく、しかしより良く」を目指すための基盤として

1、じっくりと考える余裕
2、情報を集める時間
3、遊び心
4、十分な睡眠
5、何を選ぶかという厳密な基準

の5つを挙げています。

前半のお話とのつながりで
今日は5つ目の何を選ぶかという厳密な基準
について、整理しておこうと思います

本書ではこの「厳密な基準」のために
「90点ルール」というものを勧めています

「90点ルール」とは、別な言葉で表現すると
例えば
やりたいと思うことに点数をつけた時に
「上位10%にだけイエスという」
とか
「絶対にイエスと言いきれないなら、それはすなわちノーである」
とか
「まさに自分の求めていたことだからやる」
といった言葉が使われています。

この「90点ルール」の基準をあなた自身で体感できる様に

今日はこの「エッセンシャル思考」という
の本のエッセンスからぼくが10個の質問をピックアップしました

それでは、10個の質問です
1「これは 、自分が今やれることのなかでいちばん重要か ?」
2「これをやったら 、ほかの何よりも重要な成果が得られるだろうか ? 」
3「もしもこれを持っていなかったら 、今からお金を出して手に入れようとするだろうか ?」
4「これは自分が大好きなことか ? 」
5「これは自分がいちばん得意なことか ? 」
6「これは世の中の大きなニーズに貢献できることか ? 」
7「もしもたったひとつのことしかできないとしたら 、自分は今 これをやるのか ?」
8「もしもこの話が来ていなかったら 、自分から積極的にこれを求めに行くだろうか ? 」
9「自分はこれによって何を失うのか 。」
10「もしもまだこのチャンスが手に入っていなかったら 、手に入れるためにどれだけのコストを払うか ?」

物事に取り組むか取り組まないかを判断する時に
この10の質問を投げかけてみることで、ご自身で「90点ルール」を
実践できる様になると思います。

もちろん、組織の中で仕事をしている人にとって
いきなりすべて「90点ルール」で選別していく事は
難しいかもしれませんが

90点ルールを意識しながら判断していく事
そして
「90点ルール」を破って90点未満のことをやると判断した時に
なぜ、今回は「90点ルール」を破るのかをきちんと言語化して記録を残しておくと
良いでしょう

後日、あなたがどんな時に、よく90点ルールを破っているかを
振り返ることで、あなたが認識できていないけど
「大切だと思っていること」に気がつけるかもしれませんね

まずは、何かをやるかやらないかを決める時に
今日ご提案した10個の質問
試してみてくださいね。

それでは、今日のお話まとめておきましょう

今日は、大学生時代のぼく、会社員時代のぼくを
振り返りながら
「忙しい」とか「ありがとう」について考えてみました。

「働く」「仕事をする」って生活のために稼ぐということだけでなく
人間にとって、とっても大切ですよね

その「働く」ことやあなたの人生そのものを
もっと質の高い充実したものにしていくためには
「何をやるのか」「何をやらないか」
とくに忙しいあなたにとっては「何をやらないか」を意思を持って決められることって
とても大切なことだって、ぼくは思っています。

今日のお話の前半では
なぜぼくが「何をやらないか」を自分で決められる様になることが
大切だと思う様になったか、というお話

そして、後半では
お読みいただいているあなたが
「何をやるのか」「何をやらないのか」を判断する基準の参考になる様に
グレッグ・マキューンさんが書いた
「エッセンシャル思考」最小の時間で成果を最大にする

https://amzn.to/2RDX0vK
という本から、ぼくがピックアップした
10この質問をご提案しました。

ぜひ、今の自分の「働き方」や「忙しさ」に違和感を感じている方は
10個の質問試してみてください。

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/0fpmxej5TWI
ぜひ、動画でおさらいをしてみてください。

みなさん、正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにしたいと思います

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

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ビジネスコーチのひとりごと「コーチングって何?」みたいな話

Pocket

みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

最近長いやつが多かったので
今日は短めです

ぜひ、最後までお付き合いください

今日は、ほぼぼくの独り言です
ぼくがコーチングと出会ってからそろそろ10年経ちますが
その10年間のコーチング経験を通じて
想う、コーチングってこういうもの
っていうお話をします

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

ぼくの「なりわい」は
経営者さんや起業家さん、フリーランスの方や
副業をやっている方、管理職の方など
様々なビジネスパーソンにコーチングセッションをすることです

最近では、コンビニでもコーチングを取り扱った書籍をみることがあったりして
すこしずつ、コーチングということばが珍しいものではなくなってきたかなって
思います。

それでも、ぼくのコーチングをお受けになる方のほとんどは
ぼくとのコーチングセッションが
初めてコーチングを受ける機会だという方がほぼ100%です。

ですので、コーチングセッションで実際にどんなことが起こるのかって
わかるようで、わからない のような感じで第1回目に望まれる方が
とっても、多いと思います。

ですが、その一方で
初めてコーチングを受ける方でも共通していることがあります

クライアントさんによっては
それを、明確に意識なさっている方もいれば
潜在的にそれを心の中で持っていらっしゃる方もいらっしゃいますが

みなさんが、コーチングセッションを通じて手に入れたいものは
「自分のありたい姿」に近づくこと
であったり
「なりたい自分」になること
だと思います

たとえばコンサルティングや
なにかの習い事とコーチングの違いといえば

経営者さんや企業さんがコンサルティングを受けようと想う時って
具体的に解決したい課題があって
その課題を解決することを専門にしているコンサルタントさんが
いらっしゃって、その方にコンサルティングを依頼する
でしょうし

個人の方で、たとえばピアノが上手に弾けるようになりたいときには
ピアノの教室に入るでしょう

いわゆる先生と言われる方達は
こういった具体的な専門があって、コンサルティングや教室が
あるということ

コーチングの場合は
そのかたの、目標達成やそのプロセスにおける問題解決を支援する
というところは共通していますが
きちんとしたコーチングができるコーチはみな
その達成したい目標や解決したい問題がどんなものであっても
クライアントさんの支援ができるということ

余談ですが
これってコーチングが商品としてすごく売りにくい理由の一つだと思います

で、
ぼく自身もこれまで4,200時間以上のコーチングセッションを行ってきましたが
達成や解決の支援をしてきた課題は本当に様々です

ある経営者さんとは
新事業を開発支援をしたこともありますし

別な経営者さんとは
お子さんの中学受験にあたっておこる様々な課題の解決の
支援をしたこともありますし

とある医療関係者の方のマネジメントに関する課題の解決の支援をしたこともあれば

企業さんからの依頼で比較的多いのは
管理職の皆さんの視座を高めるのようなお手伝いですし

その他、お付き合いの長い経営者さんからの依頼で
現場の社員さんのメンタルヘルスの支援をしたこともあります

もちろん、よくお伝えしている
これから副業を始めたいという方のスモールビジネスの構築のお手伝いや
継続的に副業で売り上げをつくっていく支援もしています

とくに、ぼくの場合は 一度コーチングを受け始めると
長いお付き合いをしていただくクライアントさんが多く

一人のクライアントさんでも
その都度、その都度 セッションで取り組む課題や目標が
変化していくことが多いです

こんな感じで
ぼくは、具体的に何をする人かはよく分かりにくかったりしますが

ぼくができるのはコーチングセッションで

その、コーチングセッションを通じて
おひとりおひとりの目標達成や問題解決の支援をする人だ
ということになるのだと思います

やっぱり、よくわからないかも

で、実際のコーチングセッションと言われる場で
ぼくが、何をしているかというと

ひとつは
質問をすること
クライアントさんの話を聴くこと
フィードバックをすること
ほんの時々その方が適切だと考えたときには
自分の経験を通じたアドバイスをすること

こんなかんじです。

そんなことで
目標達成や問題解決の支援ができるの?
って思いますよね

出来ちゃうんです 笑

コーチングの前提としてあるのは
「こたえは、クライアントさんの中にある」
という考え方です

数千時間コーチングセッションをこれまでやってきて
本当に「こたえは、クライアントさんの中にある」って実感します

だから、コーチはいろいろな方法を使って
クライアントさんの中にあるものを引き出そうとします
そのいろいろな方法が「質問」という言葉に集約されているのですね

質問によって
まだ、整理されていない 頭の中や心の中を整理したり

広がりがなくなっちゃっている思考や気持ちを広げるために
視点を変える様にしたり

ときには、ただの「雑談」と思える様な話し方をしながら
クライアントさんを勇気づけたり

また、別なときには意地悪を言って
クライアントさんの思考や行動の転換のきっかけに
していただくこともあります

こんなことを通じて
セッションをお受けいただいているクライアントさんが

次までにこれやってきます!
とか
もう、手詰まりかと想っていたけどまだまだできることがありますねー
とか
むっちゃ楽しくなってきた!
って、やる気が倍増したりすると

一緒にワクワクしちゃいます
コーチってそういう人たちだってことなのでしょう

今日は、ほぼぼくの独り言でした
ぼくがコーチングと出会ってからのおよそ10年間のコーチング経験を通じて

ぼくが想う、コーチングってこういうもの
っていうお話を、あまりまとまってませんでしたが
お伝えしてみました

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/4vle0ZUgjDg

ぜひ、動画でおさらいしてみてください。

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日もお読みいただいて
ありがとうございました。

 

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ビジネスコーチが考える「あなたがいつまでも忙しい理由」5つと「忙しさから抜け出す」3つのステップ

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

現在のぼくは、日々の時間やタスクの采配を自分で決めて
自分で実践していく生活をしています

なので、みなさんから見ると結構
毎日ふわっとやっているように見えるかもしれません

ぼくは、会社員を辞めてビジネスコーチとして独立するまで
22年間サラリーマンをやっていました

その22年間のうちのほとんどの期間を
「その会社の中では一番忙しい」と言われる部署に所属していました

今、その当時のことを振り返ってみると
とくに20代の後半は
自分が「忙しさに依存」をしていたなって感じます

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

はじめに今日のまとめです

今日は「忙しさからなかなか抜け出せない」と感じている方に
それはもしかして「忙しさに依存」しているかもしれない5つの理由と

「忙しさに依存」している自分に気が付いたらやってみると良い3つのステップ
をお伝えします

「おれ、いつも忙しいんだよね」ってちょっと自慢げに思っている方や
「このいつまでも忙しいのなんとかならないかな」って思っている方は
ぜひ、今日のお話最後までお読みください

それでは、参りましょう

「忙しさに依存」ってどういうことかというと
ぼくのなかでは、だいたい5つに分けることができて

1、忙しさによって分泌されるアドレナリンに依存している傾向がある
2、将来の不安をごまかしている
3、自分の承認欲求を満たしている
4、自分が本当に取り組むべきことから目を逸らしている
5、現状維持バイアスで逃れられなくなっている

順番にご説明していきましょう

まず、ひとつめ
忙しさによってアドレナリンに依存している傾向がある

あなたの身の回りに
何をするにも期限がギリギリの人っていませんか?

そういう方って「アドレナリン依存」の可能性があります

納期が迫っているタスクを
「まにあうかな、まにあうかな、わーっ」ってやって
間に合った瞬間、終わった瞬間に
「ふーっ」ってなることありますよね

この時って、ぼくたちは交感神経が興奮してアドレナリンが分泌されて
いる状態です。

この「ふーっ」っていう気持ちよい瞬間を
ときに顕在的に、時には潜在的に体が求めていて
納期ギリギリになるまで、タスクに手をつけない
なんてことが起こったりします。

ずーっと忙しい状態でいると
こういった「納期ギリギリ」を連続的に作ることができますよね

これが「忙しさに依存」の一つ目
アドレナリンに依存している傾向がある
です

つぎに、ふたつめ
将来の不安をごまかしている

自分の将来をどうしていきたいのか
これに答えが導き出せない時
ぼくたちは、不安を感じますよね

そして、何もすることがない時間があると
ぼくたちは、どうしても頭の中で考え事をします

頭の中だけで暗算でやっている考え事って
多くの場合、あまり合理的な思考はできていなくって
同じところをぐるぐると回ったり
ぐるぐると回っているうちに、どちらかといえば
不安を増長させる方向に人間の思考は展開していきやすいですよね

そして、賢い人たちは自分がそうなることがわかっていので
そういう思考が頭の中で展開するのを避けるために

今の自分をとにかく闇雲に忙しくしようとしたりします

これが「忙しさに依存」のふたつめ
将来の不安をごまかしている
です

三つ目
自分の承認欲求を満たしている

20代後半のぼくは
自分のスケジュールがぎっしり埋まっていると
安心感を得ることができていたように思います

この安心感の向こう側にあったのは「承認欲求」だと
今は思います。

もともと
スケジュールがぎっしり埋まっている=誰かに必要とされている
という、もしかしたら気がついていない
ちょっとした勘違いが心のどこかにあるので

自分が「誰かに必要とされている」と思いたい
昔のぼくは、これも顕在的にも潜在的にも
スケジュールをなるべく埋めていこうとするんですね

当時のぼくは「スケジュールがぎっしり埋まっている」
自分が大好きでした

「忙しさに依存」の三つ目は
自分の承認欲求を満たしている
でした

4つ目に行きましょう
4つ目は「自分が本当に取り組むべきことから目を逸らしている」
です

時々使わせていただいている言葉があります
それは「多忙は怠惰の隠れ蓑である」という言葉です

ある方が面白い例え話をしていらっしゃいました
うろ覚えですがこんな感じの話です

古くなって穴がたくさん開いているバケツがあります
当然水を汲んで運ぼうとするとあなから水が溢れていきますね

この穴の空いたバケツで、何往復も水を運んでいる人が
忙しい人だと思ってください

「忙しいから、新しいバケツを買いに行けない」
って考えながら、毎日何往復も水を運びます

どうでしょう
ぼくは、この人が本当にやらなくっちゃいけないのは
ちょっと大変でも
少しめんどくさいなと思っても
百均に新しいバケツを買いに行くことだったり
もっと効果的に水を移動させる方法を考えてそれができるようにすること
なんじゃないかなって思います

そう本当にやらなくっちゃいけないことは
どうやら他にありそうです

だけど、そっちに目を向けたくないから
本質的にはあんまり重要ではないことで
忙しくしておいている

そんなことがあるかもしれません

「忙しさに依存」の4つ目は
自分が本当に取り組むげきことから目を逸らしている
でした

最後5つ目
現状維持バイアスで逃れられなくなっている

行動科学、行動経済学の世界の言葉で
「現状維持バイアス」という言葉があります

現状維持バイアスとは
人間の思考や判断の偏りのひとつで
変化によって得られる可能性があるリターンよりも
その変化によって失う可能性のある損失リスクの方を
おおきく感じてしまう傾向のことです

だから、現状が自分にとって好ましくない状態だと
頭では分かっていても、それを打開するような行動が起こせなかったり
気がつかないうちに、今のままであり続ける選択をしたりしてしまいます

自分の行動を変えるような選択をしようとすると
ぼくたちは現状を維持するために、その選択をしない理由を
天才的に大量に思いつくのです

たとえば、もし
今日ぼくがお伝えしてきたここまで4つの
「忙しさに依存」の分析を聴いて

「いやいや、そんなことは最初からわかってんだよ
 そんなこと言ったってさー ・・・」

って思った方、現状維持バイアスかもしれませんね

「忙しさに依存」の五つ目は
現状維持バイアスで逃れられなくなっている
でした

5つまとめておきましょう

ぼくが考える「忙しさに依存」の5つとは

1、忙しさによって分泌されるアドレナリンに依存している傾向がある
2、将来の不安をごまかしている
3、自分の承認欲求を満たしている
4、自分が本当に取り組むべきことから目を逸らしている
5、現状維持バイアスで逃れられなくなっている

この5つでした

ここからは
前半のお話を聴いて

ぼく「忙しさに依存」してるかも
なんとかしたいな

って思った方向けのお話です

今日、ぼくがご提案する
「忙しさに依存」してるって思った時に
やってみると良いことは3つのステップです

その3つとは
1、あなたの価値観を言語化する
2、やらないことを決めること
3、継続的に振り返りをすること

この3つです
では、順番にお伝えしていきましょう

まずステップ1は
あなたの価値観を言語化する
です

始める前にA3のコピー用紙を横位置にして
3等分になるように縦に2本 線を引いてください

はじめに、A3の用紙を3等分した 一番左側の欄に
「あなたが大切にしたいこと」
「情熱を注げるもの」
「人から言われて嬉しいこと」
を、5分間で思いつく限り書き出してください

次に、A3の用紙を3等分した 真ん中の欄の真ん中に
横線を1本ひいて上下に2等分してください

この上の欄に、先ほど書き出した「大切なこと」の中から
「思わずやっちゃうこと」を書き写していきます

それが終わったらその下の欄に、先ほど書き出した「大切なこと」の中から
「やりたいこと」を書き写してください

最後に一番右端の欄に
「思わずやっちゃうこと」と
「やりたいこと」を見比べながら感じたことを書き出してください

見比べて感じたことを言語化したり
感じたことを書き出していると
それらに共通している感情や価値観があることに
気がつけると思います

それを、言葉にしておきましょう

みなさんのご参考にぼくが大切にしたいことを言葉にすると
3つあって

ひとつは「成長」
ふたつめは「つながり」
三つ目は「感謝」
この三つです

これぐらいシンプルな言葉にまとめれると
スッキリして良いと思います。

「忙しさに依存」してるって思った時に
やってみると良いことは3つのステップです
一つ目は、あなたの価値観を言語化する

でした

二つ目に行きましょう!
ステップ2は、やらないことを決めること
です。

大きめの付箋、ポストイットか
5cm角ぐらいのメモ用紙を少し多めに用意してください

タイマーで5分測って
今、あなたの頭の中、心の中にある気がかりなことや
現在取り組み中のタスク、これから取り組もうと思っているタスクを
一枚の紙に、ひとつ 書き出していってください

あなたの頭の中、心の中の気がかりなことが
すっかり吐き出せるようにサクサクと書き出していってください

普段からタスクリストを作っていらっしゃる方は
タスクリストに書かれていないけど
気がかりなことを、1枚にひとつ書き出していってください

頭の中、心の中をすっかり体の外に出せたら
ステップ1で書き出した「価値観」を念頭に置いて

タスクリストや今書いた紙を一つずつ見ながら
あなたの「価値観」に合わないことを
「やらない」と決断していってください

「忙しさに依存」してるって思った時に
やってみると良い3つのステップ
二つ目は、やらないことを決める でした

最後、ステップ3
継続的に振り返りをすること
です

特にアドレナリン依存型の方は
タスクが減って、忙しさがなくなってくると
刺激が欲しくなるかもしれません

アドレナリンが分泌される場面が減るからです

アドレナリンは、あなたに高揚感や達成感を与えてくれますが
本当に必要なことを 淡々とこなしていると
そういった高揚感や達成感って感じることが少なくなっていきます

継続的に振り返りをすることによって
アドレナリンから得られる高揚感や達成感とは違う
充実感を得ることができます

ぼくは、振り返りをとても大切にしていて
もう10年近くほぼ毎日振り返りをやっています

振り返りをすることで
自分で、本当になすべきことをきちんとこなせていることを
伝えることができるのです

あなた自身に、自分がなすべきことをきちんとできていることを
振り返り を通じて伝えてあげましょう

今日は、最近ぼくがやっている振り返りを
みなさんが振り返りをやる時のフレームワークの参考に
お伝えしておきます

先ほどお伝えしたように、ぼくが大切にしたいこと
ぼくの大切な価値観を表す言葉は3つ

ひとつは「成長」
ふたつめは「つながり」
三つ目は「感謝」

です。この3つの価値観を満たすための行動が
日々できているかを確認するためのフレームを3つ作って
振り返っています

3つのフレームとは
ひとつは「学び」

その日に 学べたこと を思い返して
書き出していきます

これによって「成長」という価値観をみたすための
行動ができていることが確認できます

ふたつ目は「与える」

その日に 誰かに何かを与えることができたことを
書き出します

与えることによって、ふたつ目の価値観「つながり」を満たせていることを
確認します

三つ目は「感謝」

その日起こった出来事の感謝できるところを
思い返しながら書き出していきます

これは、もちろん3つ目の価値観「感謝」という価値観を
満たせていることの確認です

このように
その日1日の「学び」「与える」「感謝」を
思い返して書き出すことで
自分が大切にしている価値観を満たすための行動ができていることを
確認して、充実感を得るようにしています

「忙しさに依存」してるって思った時に
やってみると良い3つのステップ
ステップ3は、継続的に振り返りをすること
でした。

それでは、今日のお話まとめておきましょう

今日は「忙しさからなかなか抜け出せない」と感じている方に
それはもしかして「忙しさに依存」しているかもしれない
5つの理由と
「忙しさに依存」している自分に気が付いたら
やってみると良い3つのステップ
をお伝えしました

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/1eioiTW29wk

ぜひ、動画でおさらいしてみてください!

みなさん、正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします

今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました!

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部下への指示、人へのお願い事を聴いてもらえる人になる日記の書き方

Pocket

みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

ビジネスコーチとして
管理職の方たちのコーチングを
させていただいています

ここ数年では
サーバントリーダーシップという言葉や
1on1といった試みを通じて
上司が部下の支援をするというスタイルの
組織運営がますます浸透してきているようです

支援型の組織運営で部下が自発的に動くようになって
成長していく

ビジネスコーチ的には、とても素晴らしい
組織としてのあり方だって思います

それでもやはり、ビジネスの現場では
誰かに何かを依頼をしたり、指示を出したりすることってありますよね

そして
思った通りに、依頼をした相手や、指示を出した相手が
動いてくれないとイライラしたりしてしまう
なんてこともあるかもしれません

で、多くの場合、こういう時には
相手の方の
スキルセットや能力、取り組む姿勢
に焦点にを当てたりする事が多いですよね

だけど、もし
お願い事をした相手が思い通りに動いてくれない原因が
あなた自身の自己評価の低さにあるって言われたら
どんなふうに思いますか?

今日は
ビジネスコーチ的
相手の行動と自己評価
について考えてみたいと思います

今日のお話を動画で観たい方はこちらから

はじめに今日のまとめです

管理職の方達のコーチングをしていると
部下の方達が、思うように動いてくれない
指示通りに動かないって感じていらしゃる方はとても多いようです

そして上司、部下の関係だけでなく日々のビジネスや
生活の中で、お願い事が上手く聞いてもらえないってかんじるばめんが
多いと言う方も結構たくさんいらっしゃるようです

今日は、指示命令やお願い事がうまく行かない原因の一つとして
自分自身の自己評価が不適切である可能性と

あなた自身への自己評価を最適化するための方法として
イリイスト日記法とイリイスト日記法を応用したワークについて
お伝えしていきます

もっと上手に部下に指示を出せるようになりたいと思っている管理職の方や
お願い事がもっと上手になりたいと思っている方は
ぜひ、今日お話最後までお読みくださいね

それでは、参りましょう

以前にある社会保険労務士の方とお話をしていたときのことです
その社労士さんは、そのときある組織で人事制度改革に取り組んでいらっしゃったのですが
こんなことをおっしゃっていました

人事評価の調整会議で、管理職の方の話を聴いていると

ほとんどの場合

自己評価が低い、つまり自分への評価が厳しい管理職の方は
部下への評価が厳しく

自己評価が高い、つまり自分への評価が厳しくない管理職の方は
部下への評価が高くなる

という傾向があるのだそうです。

この件について、ぼくなりに深掘りして考えてみると
いくつかのことが想像できます

1、自己評価が低い => 自分の評価に自信がない => 低めに評価した方が他の管理職や上層部からから批判をされにくい => 低めの評価をする
2、自己評価が高い => 自分のやることに自信がある => 自分の評価をもっとあげたい => 自分の部下の評価が上がれば自部門の評価が上がる => 自分の評価が上がる だから部下の評価を高くする
3、全般的な評価基準の厳しい厳しくない
 自己評価の低い人はいつも厳しい目で自分以外の物事も見ている
 自己評価の高い人はいつも緩めに自分以外の物事も見ている
4、物事を見るときの視点の置き方
 自己評価の低い人は、物事のマイナス面を見つける能力に長けていて
 自己評価の高い人は、物事の良い面を見つける能力に長けている

ぼくなりの解釈だとこんな可能性が考えられます

ここから考察を深めてみると
適切な自己評価ができるようになると
部下への指示や、他の誰かに依頼をするときの
相手の方への評価が最適化されやすくなる

つまり相手の方の
スキルセットや能力、取り組む姿勢に対して
適切な依頼ができるようになり
かつ、相手の方に対して適切な期待ができるようになります

その結果として、依頼をした相手や、指示を出した相手が
想定通りに動いてくれる
と言う結果を手に入れることが出来やすくなる
と考えられます。

もう少し端的に言うと
部下への指示や、他の誰かに依頼したときに
期待したアウトプットや想定通りに動いてもらえるようになるためには
まずはじめに、自分自身の自己評価を最適化していくことが
解決策になる可能性があると言うことです

ですので、今日は自己評価を適切にすることにつながる
方法をお伝えしましょう

その方法とは第三者日記と言われるものです
第三者日記 別な呼び方ではイリイスト日記ともいわてれいます

この第三者日記は
自分自身やご自身の置かれている環境などを
客観的に把握する能力を高めるのに効果的と言われています

ある研究によると
この「イリイスト日記法」で1日15分間
4週間にわたって日記をつけることで

1、知的な謙虚さ
2、より広い視点で物事を見ることができる
3、妥協点を見つけるのがうまくなる
4、より正確に一月後のことを推測できるようになる

などの効果があったのだそうです

この様に、あなた自身やあなたの置かれている環境を
客観的に把握する能力が高まると言うことは
あなた自身への自己評価が適切になることに繋がりますね

この、イリイスト日記法、どんな風にやるかと言うと
ルールは至ってシンプルです

日記を書く時の主語を、わたしは とか ぼくは
ではなくて
彼女は とか 彼は にして日記を書くのです

以前に、このイリイスト日記を
ぼくが主催している日本橋私塾で塾生の皆さんに
振り返りのためのワークとして
取り組んでいただいたことがあります

その時には、このイリイスト日記法と同じ要領で
ご自身の一週間を、主語を彼とか彼女にして振り返りながら
シェアをしてみていただきました

今お伝えしたイリイスト日記法が本来持っている、主語を変えることの効果に加えて
他の塾生さんにシェアすることで、とても効果的だったのですが

即興でやっていただくと
イリイストの主体がぶれやすいと言うことを感じました
そこで、2周目のシェアの時には塾生の皆さんに
誰の目線で語っていだ書くのかを先に決めて
シェアして頂いたところ、話しやすくなったという
フィードバックをいただきました

これは、あなたがこれからイリイスト日記を書き始める時にも
有効だと思いますのでぜひ、使ってみてください

イリイスト日記を書く時には
日記を書いている第三者をあらかじめ具体的に固定をして
書いてみましょう

たとえば、ご家族とかご兄弟とかご友人とかですね

たとえば、あなたのお父様になったつもりで
あなたのことを日記に書くのような感じです
そのときに、お父様があなたの感情面も
推察しているように書いてみるとより効果的です

彼女はそのときに、とても嬉しいと感じたみたいだった

のようなかんじですね。

先ほどもお伝えしたとり
1日15分を4週間続けると
物事を客観的に見る能力が高まったという実験結果があるそうです

日本橋私塾で、その事をお伝えすると
ある塾生の方から面白いアイディアをいただきました

その塾生の方は
1日15分、4週間続けるのは少し負担に感じるので

まずは
1日の終わりに一言「第三者日記」と同じ要領で
その日の出来事から「ひとこと言葉にしてみます」とおっしゃっていました

ゼロにしないのはとても大切なので
とても良いアイディアだなって思いました

日記を長く続ける自信がない方は、1日一言から
試してみてください

ポイントは
1、固定した第三者、先ほどの例えで言うとお父様ですね
2、事実を述べる
3、感情面も入れる
です。

たとえば
「彼女は今日自分の設定したタスクをすべてやり終えることができて
とても嬉しいと感じているようだった」

の様な感じです。

もうすでに、日記を書く習慣や
毎日振り返りをなさっている方は
ぜひ、ご自身の日記や振り返りにこのイリイスト日記法を
工夫して取り入れてみてください

日記や振り返りの1パートだけ主語を変えてみるなど
はじめやすくて、続けやすいところからやっていただくと良いと思います

それでは、今日のお話まとめておきましょう

管理職の方たちのコーチングをしていると
部下の方が、思うように動いてくれない
指示通りに動かないって感じていらしゃる方はとても多いようです

そして上司、部下の関係だけでなく日々のビジネスや
生活の中で、お願い事が上手く聞いてもらえないって感じる場面が
多いと言う方も結構たくさんいらっしゃるようです

今日は、指示命令やお願い事がうまく行かない原因の一つとして
自分自身の自己評価が不適切である可能性と

あなた自身への自己評価を最適化するための方法として
イリイスト日記法とイリイスト日記法を応用したワークについて
お伝えしました

もっと上手に部下に指示を出せるようになりたいと思っている管理職の方や
お願い事がもっと上手になりたいと思っている方は
ぜひ、今日のワーク試してみてくださいね

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/A0BHWiuEx5Y

ぜひ、動画でおさらいをしてみてください

 

みなさん、正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにしたいと思います

今日も最後までお読みただいてありがとうございました。

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「自己肯定感」って危険な言葉!?自己肯定感と行動力をたかめる2つのこと

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

コーチングをしていて
クライアントさんの問題解決や目標達成に向けての行動が
クライアントさんの想定通りに進まずに
クライアントさんがモヤモヤしているときの原因のひとつとして

クライアントさんの
「自己肯定感」が低い状態が考えられます

クライアントさん自ら「自己肯定感」を高めたい
というご要望を受けたり
「自己肯定感」を上げるにはどうしたらよいですか
という質問を受けたりすることもあります

最近、時々、誰かが
この「自己肯定感」という言葉をつかっていて
違和感を感じることがあります

今日は、自己肯定感という言葉についての
ぼくなりの考察と、そこからくる
問題解決や目標達成のための行動が
捗らないときにやってみると良い
2つのこと
についてお伝えします

今日のお話を動画で観たい方はこちらから

最近、時々、誰かが
この「自己肯定感」という言葉をつかっていて
違和感を感じることがあります

きっと
もともと「自己肯定感」という言葉の定義が
ちょっと理解しにくい言葉であることが
ぼくが違和感を感じる原因なんだろうなと思います

そもそも、ぼくが「自己肯定感」という言葉に対して
持っているイメージや潜在的な定義が正しいかどうかも
怪しいかもしれません

「自己肯定感」という言葉の近辺にいる似たような意味合いで
使われることが多い言葉もいっぱいありますね

自尊心
自己効力感
自己存在感
自尊感情

そのほかにも
自己受容ができている状態や
自己尊重ができている状態を
自己肯定感が高い
と、表現することもあるように思います

ぼくの、感覚では今あげた5つの表現のどれとも
違うところに「自己肯定感の高い状態」はあるのですが
別な言葉で表現するのはなかなか難しいなって
感じたりします

どのような、言葉で置き換えるのかは
置いておくとしても
適切な自己肯定感を持つことができると
ひとは、問題の解決や目標の達成に向けて
行動を始めたり、行動を続けたりできる のかな
そんな風に思います

『行動するのに必要な自信がある状態』です

この表現にもすこし微妙なところがあって
ここでいう「必要な自信」は、
「それがうまくいく自信」とか「確信」がある
というのとも少し違って

「行動した結果、起こりうることを受け入れる準備ができている」
というのが近い表現ですね

こうして、考えてくると
ぼくにとっての自己肯定感は
「行動した結果、起こりうることを受け入れる準備ができている状態」
っていうのが「自己肯定感が高い」
という状態のぼくにとっての一番しっくりとくる表現だと感じます

こういった、認識を共有せずにうっかり
「自己肯定感」ってことばを使うのもちょっとリスクが高いな
なんて今の一人問答をしていて思いました

そして
こう考えていくと「自己肯定感」には
相対的な側面があると考えられます

その人にとって
小さな課題、些細な問題の解決に取り組むときに
「起こりうることを受け入れる準備ができない」
ってことはないですね

一方で必ずしも相対的ではない側面もあるように思います

その人にとって
とても大きな課題である場合や
その人の今の時点では明らかに解決が不可能だと思われる問題でも
「起こりうることを受け入れる覚悟ができる」場合がありそうだからです

ここまで、考えてきてもう一つ気がつくことがあります

「自己肯定感」っていう言葉は
だれかの「自己肯定感」が低いときに使われることが
多いということです

ぼく「自己肯定感 高いです」とか
「あの人 自己肯定感高いよね」という会話は
聴いたことがまずないですね

「自己肯定感が高い」状態は
何か別な言葉で表現されることが多いのかもしれません

つまり「自己肯定感」と言う言葉は
「自己肯定感」が低い人やその周りの人が
使いがちな言葉であるという仮説が成り立ちますね

ここまで、話してきてぼくには
もう一つ違和感があることに気がつきました

それは、自分がやろうと思っていた行動ができなかったときに
「自己肯定感が低いこと」を自分が行動をしなかった理由に
している場面に出会ったときです

なぜこの場面でぼくが違和感を感じるのかを考えてみると

自己肯定感を適切な状態に保つのは
日々のメンテナンスのようなもので
あるスイッチをパチっと入れると
その瞬間に自己肯定感が上がる
というものでもないとぼくが思っているからだと思います

日々の自己管理や自律的な思考や行動の結果
自己肯定感は良い状態に保たれるのではないか
ぼくはそんな風に思います

で、このまま、今日のお話を終わっちゃうと
ぼくの一人問答になっちゃうので

なんとなく「自己肯定感」という言葉に対して
ぼくなりにスッキリする表現ができたところで

「自己肯定感が低くて
 目標達成のための行動が進まない!」
というときに、やってみると良いこと2つのこと
お伝えしましょう

今日お伝えする
「自己肯定感が低くて
 目標達成のための行動が進まない!」
というときに、やってみると良いこと2つのこと
1、タスク分解
2、振り返り

この二つです

では、ひとつずつお伝えしていきましょう

まず、ひとつめ「タスク分解」です

目標達成のための行動が進まない理由として
そのためにやろうとしているタスクの粒が大きすぎる
という可能性があります

前半の自己肯定感のお話の中で

「自己肯定感」には
相対的な側面があると考えら

その人にとって
小さな課題、些細な問題の解決に取り組むときに
「起こりうることを受け入れる準備ができない」
ってことはないだろう

というお話をしました
そして、起こりうることを受け入れる準備が
できるくらいの大きさのタスクなら
躊躇なく取り組めるだろうと思います

なので、頑張ってもタスクに取り組めなかった時は
タスクを分解してみましょう

イメージとしては
ひとつが15分で終わるぐらいの大きさが
最大の大きさだとおもってください

タスクに取り組む自信がない時ほど
ブツを小さくしてください

例えば「目玉焼きつくる」というタスクだったら
こんな風に分解できますね

フライパンを温める
フライパンに油を敷く
冷蔵庫から卵を取り出す
お皿を用意する
フライ返しを用意する
油が温まったのを見計らってフライパンに卵を落とす
好みの焼き加減になったらフライ返しで卵をすくってお皿に乗せる

こんな感じです

このときに、もうひとつポイントがあります
それは、そのタスクの完了まで分解する必要は
必ずしも、ないということです

タスクによっては
初めの方は分解タスクがわかっても
ゴールに近づくと分解タスクがその時点では想像できない
ということや
どちらに分岐するかによってタスクが変わるので
その時点で細かくすることに意味がない
のようなこともあると思います

ですので、最低で最初の3歩目ぐらいまでの
タスク分解ができれば良いと思います

「自己肯定感が低くて
 目標達成のための行動が進まない!」
というときに、やってみると良いこと2つのこと
ひとつめは
タスクを分解するでした

つぎに2つ目
二つ目は、振り返りをする

前半のお話で
自己肯定感を適切な状態に保つのは
日々のメンテナンスのようなもので
あるスイッチをパチっと入れると
その瞬間に自己肯定感が上がる
というものでもないと
ぼくは思っているとおつたえしました

自己肯定感は、日頃からのメンテナンスが大切です
その「自己肯定感のメンテナンス」になるのが振り返りです

振り返りをすることで
自分自身の現状
「出来ていること」
「まだ、取り組んでいないこと」
それらを通じて自分が感じていること
を、言語化し整理することが出来ます

人間には認知の偏りがあります
その、典型的な認知の偏りの一つに

損失回避バイアス と言われるものがあって
得るものの大きさと、失うものの大きさが同じ時でも
人間は、失うことの痛みを大きく評価する傾向がある
と言われています

つまり、普段ぼくたちは
自分にとってマイナスな出来事を
強めに認識している可能性が高いのです

だから、日々 同じくらいの大きさの
いいことと、よくないこと
が起こっているとしたら

よくないことの方が記憶に残りやすいですね
振り返りを通じて、この偏りを補正してあげましょう

ぼくが、お勧めする振り返りのやり方はいくつかありますが

今日は、シンプルなやつをお伝えしておきます
日々、日記などを書くときに
普段の日記に3つの質問を付け加えてください

ひとつは
今日1日の中で「ありがたいな」って思えること
二つ目は
今日1日の中で「与えること」ができたこと
三つ目は
今日1日の中で「満足」していること

この3つを日々の日記を書くときに
書き加えてみてください

最初のうちは、あまり上手に書けないかもしれませんが
続けているうちに、日々の暮らしの中で
良いことが意外とたくさん起こっていることに
気がつくようになるはずです

これが「自己肯定感」の微々のメンテナンスになります

「自己肯定感が低くて
 目標達成のための行動が進まない!」
というときに、やってみると良いこと2つのこと
二つ目は、振り返りをする
でした

それでは、今日のお話まとめておきましょう

今日は、最近ぼくが「自己肯定感」という言葉が
使われている場面で時々感じる違和感についてお伝えしました

その、違和感の自分なりの分析から
みなさんにおすすめの
「自己肯定感が低くて
 目標達成のための行動が進まない!」
というときに、やってみると良いこと2つのこと
をご提案しました

今日ぼくがご提案した
「自己肯定感が低くて
 目標達成のための行動が進まない!」
というときに、やってみると良いこと2つのことは
1、タスク分解
2、振り返り

この二つです

ぜひ、問題解決や目標達成の行動が捗らないときに
試してみてください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/XdJoizhwzLI

ぜひ、動画でおさらいをしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを
上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました

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『俺はポジティブ』はダメ!?成長のための5つのステップ

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

ポジティブな人というと
物事を前向きに捉え、積極的に前に進んでいく、元気な人のイメージです

でも、実はぼくは会社員時代からそうなのですが
こういった一見ポジティブと言われる方たちの中に
時々違和感を感じる事があります

もちろん
物事を前向きに捉え
積極的に前に進んで行く
元気な人って素晴らしいと思いいます

では、ぼくが「一見ポジティブ」な人に違和感を感じるのって
どんな時なんだろうって考えてみました

そんなことを考えている中で、腑に落ちた言葉があります
それが「経験学習」という言葉です

今日は
アメリカの組織行動学者デービッド・コルブさんが提唱した
「経験学習サイクル」と、ぼくの大好きな「振り返り」の
お話をしていこうと思います

「経験学習サイクル」を効果的にする
ビジネスコーチ的5つの質問についてお伝えしますので

最近、ご自身の成長が進んでいないなーとか
日々の経験をより効果的に成長に繋げたい
そんな風に感じている方は
ぜひ、今日のお話最後までお読みくださいね

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

はじめに今日のまとめです

今日は、「経験学習サイクル」を効果的にする
ビジネスコーチ的5つの質問についてお伝えしていきます

ポジティブな姿勢と振り返りをやることの
バランスが取れていると

アメリカの組織行動学者デービッド・コルブさんが提唱している
「経験学習サイクル」とが効果的に回せると思います

今日ぼくがご提案する
今日は、「経験学習サイクル」を効果的にする
ビジネスコーチ的質問は5つのステップ

その5つとは
1、この経験からえる事ができた、最も素晴らしいことは何でしょう
2、この経験の中にある、よくないこと残念なことは何でしょう
3、そのよくないこと残念なこと3つにそれぞれ対して
  あなたの尊敬する人だったらどう対処したと思いますか
  あなたの身近にいる、その対処が一番上手な人だったらどんな風に対処したと思いますか
4、よくないこと残念なこと3つそれぞれに対して
  次に似たような出来事が起きたら、未来の成長したあなたはどのように対処しますか
5、その成長したあなたの対処によって、どのような素敵な未来が訪れるでしょうか

この5つです

それでは具体的にお伝えしていきましょう

アメリカの教育理論家、組織行動学者デービッド・コルブさんが提唱した
「経験学習サイクル」においては

社会人の成長は
そのほとんどが日常の経験からえらえる
という立ち位置で

4つのステップのサイクルによって
人は成長するという考え方です

その4つのステップとは

Step1: 経験(Concrete Experience)
具体的な経験をする
Step2: 省察 せいさつ(Reflective Observation)
多様な視点で振り返る
Step3: 概念化(Abstract Conceptualization)
他でも応用できるように概念化する
持論化する
Step4: 実践(Active Experimentation)
新しい場面で確かめてみる

この4つのステップです

この「経験的学習サイクル」における
Step2の省察「多様な視点で振り返る」

Step3の概念化「他でも応用できるように概念化する、持論化する」
というところが
ぼく的にはとてもツボです

ぼくは、普段から「振り返り」が大好きで
ぼく自身も、日々「振り返り」をやることをとても大切にしています

そして、クライアントさんとのコーチングセッションでも
振り返りを通じて、クライアントさんに気づきを得て頂き
その時点で、うまく行っていないことに対して
次にどのような打ち手を打つかを手に入れていただく事が
とても多いのです

この、振り返りからえる事ができる気づき
経験学習サイクルで言うところの「概念化」「持論化」
を得て、次の行動をしていく
ここを大切にしていきたいな
と、改めて感じます

もともとポジティブな方たちは
経験学習サイクルの4段階

のうちの
Step1: 経験(Concrete Experience)
具体的な経験をする
Step4: 実践(Active Experimentation)
新しい場面で確かめてみる
に関しては、得意な方が多いはずですので

Step2: 省察 せいさつ(Reflective Observation)
多様な視点で振り返る
Step3: 概念化(Abstract Conceptualization)
他でも応用できるように概念化する
持論化する

の2つのステップがきちんと行われていれば
確実な、改善や成長が
得られるのだと思います

ここを踏まえて、あらためてぼくの大好きな
振り返りについて、お伝えしておこうと思います

今日は、ビジネスコーチ的に考える
視点を変えながらの省察と概念化のための質問です

その質問とは5つのステップです

1、この経験からえる事ができた、最も素晴らしいことを10個 言葉にしましょう
2、この経験の中にある、よくないこと残念なことを3つ言葉にしましょう
3、そのよくないこと残念なこと3つにそれぞれ対して
  あなたの尊敬する人だったらどう対処したと思いますか
  あなたの身近にいる、その対処が一番上手な人だったらどんな風に対処したと思いますか
4、よくないこと残念なこと3つそれぞれに対して
  次に似たような出来事が起きたら、未来の成長したあなたはどのように対処しますか
5、その成長したあなたの対処によって、どのような素敵な未来が訪れるでしょうか

この5つのステップです

今日は、あなたの隣にコーチはいないと思うので
紙に書き出してみましょう

大きめの紙を用意して
おすすめはA3のコピー用紙かプロジェクトペーパーです

紙を横位置に置いて
縦に2本線を引いて3等分します

一番左側の列に横に一本線を引いて二等分しましょう

真ん中の列と、右の列には
横に2本線を引いて3等分して6つのマスを作りましょう

これで8つのマスができましたね

一番左側の列の上の段に
一つ目の質問
この経験から得る事ができた、もっとも素晴らしいことを10個書いてください

10個かけたらその下の段、一番左の列の下の段ですね、ここに
2つ目の質問
この経験の中にある、よくないこと残念なことを3つを書いてください

次に
真ん中の列に三つ目の質問の答えを書きます
3つ目の質問は
よくないこと残念なこと3つにそれぞれ対して
  あなたの尊敬する人だったらどう対処したと思いますか
  あなたの身近にいる、その対処が一番上手な人だったらどんな風に対処したと思いますか

3つのよくないこと残念なこと、に対して人ますずつ使いましょう

そして
一番右側の列を使って4つ目の質問です

よくないこと残念なこと3つそれぞれに対して
  次に似たような出来事が起きたら、未来の成長したあなたはどのように対処しますか

先ほどと同じように
3つのよくないこと残念なこと、に対してひとマスすずつ使いましょう

8つのマスが全部埋まったら

5つ目の質問です
その成長したあなたの対処によって、どのような素敵な未来が訪れるでしょうか

今書いたA3の紙を眺めて、ニヤニヤしながら
あなたの未来を想像してみてください

それでは、まとめておきましょう

今日は
経験学習サイクルのための
5つの質問についてお伝えしました

ポジティブな姿勢と振り返りをやることの
バランスが取れていると

アメリカの組織行動学者デービッド・コルブさんが提唱している
「経験学習サイクル」とが効果的に回せると思います

今日は、「経験学習サイクル」を効果的にする
ビジネスコーチ的5つの質問
についてお伝えしました

今日ぼくがご提案する
今日は、「経験学習サイクル」を効果的にする
ビジネスコーチ的質問は5つのステップ

その5つとは
1、この経験からえる事ができた、最も素晴らしいことは何でしょう
2、この経験の中にある、よくないこと残念なことは何でしょう
3、そのよくないこと残念なこと3つにそれぞれ対して
  あなたの尊敬する人だったらどう対処したと思いますか
  あなたの身近にいる、その対処が一番上手な人だったらどんな風に対処したと思いますか
4、よくないこと残念なこと3つそれぞれに対して
  次に似たような出来事が起きたら、未来の成長したあなたはどのように対処しますか
5、その成長したあなたの対処によって、どのような素敵な未来が訪れるでしょうか

この5つです

デービット・コルブさんによれば
社会人の成長は
そのほとんどが日常の経験からえらえる

と言います

最近、ご自身の成長が進んでいないなーとか
日々の経験をより効果的に成長に繋げたい
そんな風に感じている方は
ぜひ、今日の5つのステップ試してみてください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/ZMoON-Og0GU

ぜひ、動画でおさらいをしてみてください。

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを上手に楽しんでいきましょう

それでは
今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました

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ストレスは体に悪くない。副業から学ぶ上手なストレスとの付き合い方

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます

副業をやっている方は
お勤め先の就業時間以外の時間を活用しながらビジネスをやることになります

普通に考えると
こういった時間的制約や忙しさなどから
副業をやっていない方に比べるとより多くのストレスを感じるのではないかと思います

ですが、ぼく自身が副業として今のビジネスをやっていた2年間のことを
思い出してみると、とても楽しく元気に過ごしていた事を思い出しますし

ぼくがお手伝いをしている
副業をやっているクライアントさん達も
ほとんどの方が、みなさん生き生きとして素敵な方が多くって
ストレスで悶々としている感じであることはほとんどないのです

一方で現在の社会情勢を考えてみると
コロナ禍の現在、多くの方が環境の変化や、今までになかった制約によって
これまでよりもストレスを抱えやすい環境に置かれていると言えるでしょう

今日は
副業をやっている方たちのイキイキしている状態から考える
制約の多い環境でも、ストレスの影響を受けないようにする方法について
考えていこうと思います

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

はじめに今日のまとめです

コロナ禍の現在、多くの方は
環境の変化や、今までになかった制約などで
ストレスを抱えやすい状況になっていると考えられます

より質の高い毎日を送っていくために
ぼく達は、これまでよりも一層
できる限りストレスを感じないようにしたり
ストレスによる悪い影響を受けないようにした方が良いですよね

今日は、副業に取り組む方たちのイキイキした様子から考える
ビジネスコーチ的ストレス対策についてお伝えしていきます

最近ストレスを感じがちだな
とか
よくストレスに流されてしまう事が多い方は
ぜひ、今日のお話最後までお読みくださいね

今日、ぼくがご提案する
副業に取り組む方たちから学ぶストレス対策の
キーワードは「幸せホルモン オキシトシン」です

オキシトシンの分泌によって
ぼくたちの体はストレス反応を起こしている状態でも
健康への害は及ぼされなくなります

その効果を発揮するためには

ストレスをチャレンジという言葉に読み替えて
あなたの心拍数の上がっている体の状態を感じたら
これからチャレンジする準備が整っているって自分自身に伝えましょう

そして、日頃から「オキシトシンの分泌」を意識して
毎日を過ごすことは、健康にも幸せを感じるのにもとても意味のあることです

オキシトシンを増やす方法として
今日ぼくがご提案するのは5つ
スキンシップが難しいコロナ禍では難しい方もいらっしゃると思うので

1、猫や犬の動画を見る
2、肌触りの良いものに触る
3、人との会話を上手に楽しむ
4、親切にする
5、冥想をする

この5つ
特に4つ目の「親切にする」は
親切にしたあなた自身のオキシトシンも
親切にした相手の方のオキシトシンも増やす事ができるので
2倍の効果です

ぜひ、小さな事で良いので1日ひとつ誰かに親切にすることを
試してみてください

それでは
具体的にお伝えしていきましょう

冒頭でもお伝えした通り
副業に取り組むぼくのクライアントさんたちは
副業をやっていないビジネスパーソンの方より
普通に考えたらストレスの多い状態にあるはずです

ですが、ぼくのクライアントさんで副業に取り組んでいらっしゃる方たちは
みなさん本当にイキイキとして、ストレスの悪い影響はあまり受けていないようです
その理由について、ぼくが色々と考えてみて辿り着いた答えは

幸せホルモンと言われる「オキシトシン」の効果です

ご存知の方も多いと思いますが
オキシトシンが分泌されることによって、ぼくたちは

幸せを感じることができたり
他者への信頼感が高まったり
記憶力が向上する
といった、効果を得ることができます

そして、もう一つ
忘れてはいけないオキシトシンの働きは
ストレスを軽くする
ということ

アメリカ合衆国の健康心理学者で
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』
などの著書で知られる
ケリー・マクゴニガルさんはご自身のTEDでのスピーチの中で
「ストレスが健康に害を及ぼすと信じている人は死亡率が高く
ストレスが無害だと思っている人は、ストレスがなかった人よりも死亡率が低い」
とおっしゃっています

このことから、マクゴニガルさんは
ストレスがかかっている状態が健康に害を及ぼすのではなくて
ストレスが健康に害を及ぼすと信じている人にストレスがかかることによって
健康が害されると主張しています

その主張の、生物学的な根拠として
先ほどお伝えした「幸せホルモンと呼ばれるオキシトシン」をあげています

実は「オキシトシンはストレスホルモンのひとつで
人間はストレスを感じた時にアドレナリンを分泌するのと同じように
オキシトシンも分泌するのです

このオキシトシンが、ストレスがかかった時の血管収縮を抑えて血管の弛緩状態を保ったり
ストレスで破壊された心臓の細胞を再生するのだそうです

ストレスは体に悪影響を及ぼさないと思っている人は
このオキシトシンの効果によって
その思いの通り、健康に悪影響を及ぼさないのですね

ここで、もう一度オキシトシンの作用について思い出してみましょう
ストレスが軽減される事の他に
オキシトシンの作用としては

幸福感を感じること
他者への信頼感が高まること
記憶力が向上すること
などがあります

忙しい中で、副業をやってイキイキとしてるぼくのクライアントさんたちのことを
考えてみると
そして、副業をやっていて忙しかった時のぼくのことを思い出してみると

みなさん、ほぼ例外なく
それをしていることに「幸せを感じていたり」
コミュニティの仲間達に協力的なのです

これって「オキシトシン」と関係がありそうです
ここで、ぼくからのご提案です

多くの方が、副業をやっているやっていないに関わらず
コロナ禍の現在、多くの方がストレスを感じやすい状況にあると思います

もし、あなたが最近ストレスを感じやすいなと思ったら
「幸せホルモン オキシトシン」を思い出してみましょう

まずは、日頃からオキシトシンを意識して行動しましょう

そのための具体的なアクションとして5つご提案しておきます
本来では、まず一番最初にスキンシップをあげたいところですが
コロナ禍の現在は、スキンシップが難しいという方も多いと思いますので
それ以外の5つです

1、猫や犬の動画を見る
2、肌触りの良いものに触る
3、人との会話を上手に楽しむ
4、親切にする
5、冥想をする

この中でも、特におすすめなのは
4つ目の親切にすること

まず4つ目の親切にすることですが
副業に取り組んでイキイキしている方たちは
みなさん間違えなく自分のビジネスを通じて
周りの方を幸せにすることを考えています

それによって、オキシトシンの分泌が高まって
ストレスによる害が体に及ぼされていないのでしょうし
忙しさの中でも、イキイキと楽しさを感じられるのでしょう

そして、親切にすることの素晴らしいことは

親切にした側も、親切にされた側もオキシトシンの分泌が高まるということです

自分の働きかけによって、相手の方も気持ちよく健康にできるって
とっても素敵なことですよね

スマホをもってキョロキョロしている人がいたら
道を教えてあげる
とか
エレベーターが混みそうだったら、先を譲ってあげる
とか
元気がなさそうな人がいたら、面白い顔をして笑わせる
とか

なんの準備も練習もいらないと思います
今すぐできることでも良いので、ぜひ1日一つから
人に親切にするをやってみてください

それでは、今日のお話まとめておきましょう

コロナ禍の現在、多くの方は
環境の変化や、今までになかった制約などで
ストレスを抱えやすい状況になっていると考えられます

より質の高い毎日を送っていくために
ぼく達は、できる限りストレスを感じないようにしたり
ストレスによる悪い影響を受けないようにした方が良いと考えられます

今日は、副業に取り組む方たちのイキイキから考える
ビジネスコーチ的ストレス対策についてお伝えしました

今日、ぼくがご提案する
副業に取り組む方たちから学ぶストレス対策の
キーワードは「オキシトシン」です

オキシトシンの分泌によって
ぼくたちの体はストレス反応を起こしている状態でも
健康への害は及ぼされなくなります

その効果を発揮するためには

ストレスをチャレンジという言葉に読み替えて
あなたの心拍数の上がっている体の状態を感じたら
これからチャレンジする準備が整っているって自分自身に伝えましょう

そして、日頃から「オキシトシンの分泌」を意識して
毎日を過ごすことは、健康にも幸せを感じるのにもとても意味のあることです

オキシトシンを増やす方法として
スキンシップが難しいコロナ禍で5つの方法をお伝えしました

1、猫や犬の動画を見る
2、肌触りの良いものに触る
3、人との会話を上手に楽しむ
4、親切にする
5、冥想をする

この5つ
特に4つ目の「親切にする」は
親切にしたあなた自身のオキシトシンも
親切にした相手の方のオキシトシンも増やす事ができるので
2倍の効果です

ぜひ、小さな事で良いので1日ひとつ誰かに親切にすることを
試してみてください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/UBw5Cfl_9j8

ぜひ、動画でおさらいをしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

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恐怖、怖さで行動ができなくなった時に、やってみる3つのステップ

Pocket

みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつも、お読みいただいてありがとうございます

これまで
ビジネスコーチングを通じて
多くのビジネスパーソンをお手伝いしてきました

その中でも
ぼく自身が、副業を経て今のビジネスで独立したこともあって
副業を始めた方、副業の成果を伸ばしたい方、副業から独立をしていく方
もちろん独立なさった方も
たくさんお手伝いをしてきました

副業をやり始めると
多くのビジネスパーソンにとっては
やったことがないことに取り組むことの繰り返しになりますね

これまでにも、動画やブログ、メルマガなどで
やったことがないことに取り組む時に
最初の一歩を上手に踏み出していく方法をお伝えしてきました

ですが、コツコツと新しいことに取り組んで
副業にむけてとっても頑張って進めてきた方でも
どうしても次への行動が止まってしまって
これまでに壁を乗り越えてきた方法では乗り越えられずに
次へのアクションが出来なくなってしまうことがあります

場合によっては、そこでご自身のビジネスへの情熱が冷めちゃったって
勘違いをして、辞めていってしまう方もいます
とっても持った得ないですよね

この次へのアクションが出来なくなってしまう状態って
その方の持っている価値観や環境、これまでの経験、パーソナリティなどによって
止まってしまう場所は様々ですし
そのときに感じる、あなたのエネルギーを奪う感情もさまざまです

怒りにも近いイライラを感じる方もいらっしゃいますし
気力が奪われちゃったように感じる方もいらっしゃるようです

ぼくの場合は「恐れ、怖さ」を感じることが多いようです

その先の未来に起こる出来事を
悪い方向に想像して、次への一歩が
怖さによって踏み出せなくなることがあります

今日は、これまで頑張って続けてきたけど
ある段階でその先への一歩を進むのが怖くなってしまった時に
やってみていただくと良い3つのステップをご紹介します

もちろん副業以外の場面でも
前に進めた方が良いとわかっているのだけれど
怖くて進めないって感じた時には使える手法ですので
ぜひ、今日のお話最後までお読みくださいね

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

はじめに今日のまとめです

ビジネスにおいても、人生においても
これまでにしたことがないような決断をして
そこへ向けての行動を始めようとする時に

あなたの力を奪うような感情
例えば
怒りにも似たイライラや
気力を奪われてしまったような脱力感
行動することへの恐怖
などを、感じて前に進めなくなってしまうことがあります

今日は、前に進んだ方がいいとわかっているのに
力を奪う感情によって前に進めなくなってしまった時に
やってみていただくと良い3つのステップをお伝えします

今日、ぼくがご提案する
怒り、イライラ、脱力感や恐れ
で前に進めなくなった時にやってみていただくと良い
3つのステップは

1、最悪の事態を想定する
2、最高の未来を描く
3、これから自分が取り組んでいくことを10個書く

この3つです

それでは、順番にお伝えしていきましょう

まず、ひとつめ
最悪の事態を想定する

普段だったら、理想の未来を想像して
気持ちをたかめて Go Go っていくところですが
今回はもう少し、状況が難しいことを想定しています

ですので、今日は
心と体が本当はついてきていない
空回りなポジティブシンキングをするのではなくて
あなたの力を奪う感情の本当の正体を突き詰めていきます

まずは、今あなたが考えうる最悪の事態を想定します
その最悪の事態を紙に書きましょう

そして、その最悪の事態の
何に恐れを感じているのかをその続きに書いてみてください

〇〇が怖いから、とか〇〇になることを恐れている
のような感じです

それを書いたら「なんでそれが怖いのか?」を
さらに自分に質問してください
〇〇が怖いから、とか 〇〇が嫌だから とか
〇〇になりたくないから
のような感じです

これを、ひたすら繰り返してください
論理的に考えるというよりは
あなたの感情に問いかけて、感情で答えてください

なんで?
なんで?
って、出てきた感情に何回も問いかけてください

ぼく自身も経験があるのですが
この、なんで?を感情に何回も問いかけていると

途中で寝落ちしそうになったり
集中できなくなったり
イライラしたり

っていうことが起きると思いますが

それでも、根気よく あなたの感情に問いかけてみてください

すこし、根気が必要ですが

何回も繰り返しあなたの感情に問いかけていると
「あっそうだったのか」っていう
あなたの、本質的な「行動を妨げている理由」にたどり着く瞬間があります

完全に恐れが消えるとは限りませんが
恐れの正体が見えた納得感を得ることができます

この、納得感を持って次のステップにいきましょう

怒りやイライラ、脱力感、恐れ
で前に進めなくなった時にやってみていただくと良い
3つのステップ
ひとつめは、最悪の事態を想定する
でした

次に
ふたつめ、最高の未来を描く

ひとつめのステップであなたが手に入れた納得感をもって
最高の未来を描きます

今日は3つのステップで未来を描いていきましょう

最高の未来を描くため3つのステップは
ステップ1
明確さを高めること
ステップ2
あなたの感覚に訴えること
ステップ3
状態の実感を高めること

最高の未来を描く3つのステップ
一つ目は
明確さを高めること

最高の未来では【何が】【どうなっている】かを言葉にしてください
変わったことは何か?
どんなふうに変わったのか?
変わらないことは何か?
変わらないことはどんな状態なのか
これらを言葉にして状況の明確さを高めてください

ステップ2は
最高の未来をあなたの感覚に訴えましょう

こんどは五感で表現します

見えるもの、聴こえるもの、肌で感じること
香りや味なんかもあるようでしたら言葉にしてみましょう

ステップ3は
最高の未来の実感を高めましょう

その最高の未来で、あなたがどんな気持ちを感じるかを
言葉にしてください

この3つのステップを通じて
最高の未来を描いてみましょう

怒りやイライラ、脱力感、恐れ
で前に進めなくなった時にやってみていただくと良い
3つのステップ
ふたつめは、最高の未来を描く
でした

最後
3つ目は、これから自分が取り組んでいくことを10個書く
です

今、描いた最高の未来に対して
あなたがこれから取り組むことを10個書き出しましょう

大切なのは
あなたがその最高の未来に向かうための行動だと
感じることができる
ということです

論理的に理想の未来にすべて道がつながっている必要はありません

繰り返しになりますが
あなたがその最高の未来に向かうための行動だと
感じることができる
ということがポイントです

そこを意識して10個の行動を書いていきましょう

怒りやイライラ、脱力感、恐れ
で前に進めなくなった時にやってみていただくと良い
3つのステップ
3つ目は、これから自分が取り組んでいくことを10個書く
でした

 

それでは、今日のお話まとめておきましょう

これまでに
ビジネスコーチングを通じて
多くのビジネスパーソンのお手伝いをしてきました

その中で、感じることがあるのは
普段どんなに行動力がある方でも
どうしても次への行動が止まってしまって
これまでに壁を乗り越えてきた方法では乗り越えられずに
次へのアクションが出来なくなってしまうことがあります

今日は、そんな前に進んだ方がいいとわかっているのに

あなたの力を奪うような感情
例えば
怒りにも似たイライラや
気力を奪われてしまったような脱力感
行動することへの恐怖
など、力を奪う感情によって前に進めなくなってしまった時に
やってみていただくと良い3つのステップをお伝えしました

今日、ぼくがご提案した
怒り、イライラ、脱力感や恐れ
で前に進めなくなった時にやってみていただくと良い
3つのステップは

1、最悪の事態を想定する
2、最高の未来を描く
3、これから自分が取り組んでいくことを10個書く

この3つです

前に進めた方が良いとわかっているのだけれど
怖くて進めないって感じた時に
ぜひ、今日のお話試してみてください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/0c205zRndqw

ぜひ、動画でおさらいしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、ソーシャルディスタンスに気をつけて
新しいライフスタイルを上手に楽しんでいきましょう

それでは
今日はここまでにします

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

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