こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます
うちの娘は、食事の時に自分の好きなおかずは
一番最後までとっておいて、最後に食べます
いつも 横で見ていて、
唐揚げとか、ピーマンの肉詰めとか
わかりやすいぐらいきっちりと残して
いつも最後に食べています。
ネットで検索してみると
最初に食べる派
途中で食べる派
最後に食べる派
様々いるようですね
最初派、途中派、最後派
を心理学的に分析していて
ちょっと面白いサイトもあったりします
今日は
行動経済学的に見た
幸せなご飯の食べ方
と、その応用編で
幸せな1日の過ごし方
について考えてみたいと思います
今日のお話を動画でみたい方はこちら
https://youtu.be/9NIb9LyXpm0
ぼくは、ご飯の時に自分の一番好きなおかずは
三等分して
最初と真ん中と最後に食べることが多いです
初めに今日のまとめです
幸せなご飯の食べ方として
大好きなおかずを一口目に食べるのは
「限界効用低減の法則」派で
大好きなおかずを一番最後に食べるのは
「ピークエンドの法則」派です
両方を満たすには
大好きなおかずを三等分して
最初の一口目と、途中と、最後の一口
で食べてください
そして、これの応用版として
幸せな1日の過ごし方として
朝一番で、自分が幸せを感じることができることを一つやること
そして、寝る前にその日に幸せを感じることができた自分の行動を
日記に書くことをやってみてください
先ほどの
最初派、途中派、最後派をネットで調べてみたら
少食の人は、一番好きなおかずを
最後に残しておいて食べようとすると
さきにお腹がいっぱいになって
食べられなくなっちゃうことがあるので
最後にしない
といった意見もありました
ぼくは、どちらかと言うと大食いの方なので
普段の食事でお腹いっぱいになることって
ほとんどありません
なので、最後まで残しておいたからといって
お腹いっぱいになっちゃって
一番好きなおかずが食べられなくなることって
まず、ありません
なので、お腹いっぱいになる心配をしながら
一番好きなおかずを配分する必要を
感じたことはありません
実際に、あるかたがネットで投票を募ったところ
約半数の方が最後に食べる派だったようです
では、これ行動経済学的に考えると
どうなんでしょう?
今回は食事中の味覚の変化というのは
ちょっと外して考えてみようと思います
まず、最初派を支持する説として
「限界効用低減の法則」と言うのがあります
ウイキペディアから拝借してきた引用だと
「一般的に、財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる、とする考え方。」
のことです
すごくざっくり言うと
「ビールは一口目が一番うまい」的なことです
唐揚げを3個食べるときに
1個目の唐揚げと3個目の唐揚げは
味も、大きさも、単価も一緒だとすると
人間は1個目を一番美味しく感じるのですね
おそらくこれと並行して
美味しく感じるには、先ほどもちょっと触れた
お腹の溜まり具合とも関係があるので
その時の食事の、最初の一口目で
一番好きなおかずを食べるのが一番美味しく感じられる
と考えられるでしょう
大好きなおかずを最初に食べる派は
「限界効用低減の法則」を採用していることになりますね
それでは、大好きなおかずを最後に食べる派はどうでしょう
最後はを支持する行動経済学的な考え方として
「ピークエンドの法則」と言うものがあります
これも、ウイキペディアから拝借してきましょう
「われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。」
つまり「1回の食事」と言う経験を考えたときに「一番最後に食べたもの」が
一番好きなおかずだったら「好きなものを食べることができた食事」として
記憶にのこる
と考えられますね
たしかに、ぼくは昨日のお昼ご飯にアジフライ弁当を食べたのですが
メインのアジフライ、これがピークですよね アジフライを食べたのは
思い出せるのですが、結構いろいろ入っていたその他のおかず
全然思い出せません。
こう考えると
その食事の経験を、幸せな食事だったと記憶に残すためには
大好きなおかずは最後に食べる方が効果的だと思います
大好きなおかずをいつ食べるのが幸せか?
と考えたときに
限界効用低減の法則を重視すれば
最初の一口目で食べることが効果的で
ピークエンドの法則を重視すれば
最後に取っておいて食べることが効果的です
そう考えると
やっぱり、大好きなおかずを三等分して
一口目と途中と最後の一口で
食べるのが、ずるいけど一番幸せかもしれないな
と思います
そして、この考え方って毎日の過ごし方にも
使えるのではないかと思います
あくまで、たかぎ流の考え方ですが
1日の始めと終わりに
あなたが幸せを感じることができる
ことをやるようにすると
その日1日が幸せになりそうです
一流の経営者の方や
世間から成功者と言われている方は
早起きの方や、早起きを推奨している方が多いですよね。
朝の時間の過ごし方って質の良い1日を作るのには
とても良い効果があると多くの方がおっしゃっています
一説によれば、朝の仕事の効率は日中の3倍あると言いますし
睡眠中に脳内の整理整頓ができているので
午前中は創造的な仕事、クリエイティブな仕事に向いている
とも言われます
そんな、質の良い経験がしやすい朝に
あなたが一番幸せを感じることができることをやる
ことで、きっと良い1日にすることができますね
そして、1日の最後にも
あなたが幸せを感じることができることを行ってから
眠りにつくと
その日1日がとても幸せだったと感じながら
睡眠を取ることができますね
睡眠の質は、とくに睡眠中に脳内で行われる
頭の整理整頓は、寝る直前にやったことの影響を強く受けるといわれています
ですので、眠りに着く前にあなたが幸せと感じることが
できることをおこなってから眠りにつくのって
睡眠の質を高めるという視点から見てもとっても良いですね
もし、寝る前にあなたが幸せを感じられる何か
をするのが難しい方には、ぼくからひとつ提案があります
それは、日記を書くことです
漠然と「日記を書く」だと続きにくいので
その日
満足できたこと
幸せを感じることができたこと
楽しかったこと
などを振り返って日記を書いてみてください
人間脳の素晴らしいところは
経験を思い出すことでそのときの感情を
呼び起こすことができるところです
なので、今日経験した幸せなことを
寝る前に思い出せば、もう一度幸せな経験をできることになります
ぜひ、寝る前にその日の幸せを思い出す!
ためしてみてください
それでは、今日のまとめです
今日は、行動経済学的に考える
幸せなご飯の食べ方
と
その応用で「幸せな1日の過ごし方」
についてお伝えしました。
幸せなご飯の食べ方として
大好きなおかずを一口目に食べるのは
「限界効用低減の法則」派で
大好きなおかずを一番最後に食べるのは
「ピークエンドの法則」派です
両方を満たすには
大好きなおかずを3頭分して
最初の一口目と、途中と、最後の一口
で食べてください
そして、これの応用版として
幸せな1日の過ごし方として
朝一番で、自分が幸せを感じることができることを一つやること
そして、寝る前にその日に幸せを感じることができた自分の行動を
日記に書くことをやってみてください
今日のお話を動画にしました
ぜひ、こちらでおさらいをしてみてください!
それでは今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました