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テレワーク、副業に必要な「ムダ話」が、本当はムダじゃない3つの理由

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こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです

いつもお読みいただいてありがとうございます

ぼくは、いつもコーチングセッションを通じて
たくさんのビジネスのお話をしています

おつとめをしているビジネスパーソンと日々の業務でパフォーマンスを上げることであったり
管理職の方と、メンバーひとりひとりがもっと活躍できる様にするお手伝いをしたり

もちろん副業をこれから始めようという方がご自身のビジネスを通じて稼げる様になるお手伝いや

副業を継続するために、日々変化していく環境の中でどんな風に行動していくか
というお話などもします。

多くの自分一人で副業を始めた方は
副業のことを話す、話し相手ってなかなかいません

お勤め先で副業が解禁されていても、解禁されていなくても

お勤め先で副業の話をすることってまず、ないですよね。

そんな方達が、ぼくに話をすることによって
考えや心の整理がついて、つぎに自分がなすべきことが明らかになっていきます

人に話すというのは「整理」という点でとても効果的なのです

話す、という点で言うと

外出自粛から始まって以降、現在でも 多くの方が取り組んでいる
在宅勤務、テレワークですが

実際にやりはじめて、結構多くの方がおっしゃっているのは
「雑談って無駄じゃなかったんだ」ということ

今日は、「雑談」「ムダ話」がムダではなかったというお話を
3つの視点でしてみようと思います

今日のお話を動画で見たい方はこちらから!

仕事柄、本業 副業をとわず様々な業種のそして様々な職層のビジネスパーソンの方と
お話をする機会があります

今回の外出自粛からはじまった、在宅勤務、テレワークによって
ご家族以外の方と話をする機会が激減したビジネスパーソンの多くから
「雑談って大事だったんだ」って言う声を聞きます

今日は、「雑談」「ムダ話」がムダではなかったというお話を
3つの視点でしてみようと思います

この点を理解することで、おひとり、お一人がどんな風に
「雑談」がなくなったことを補っていけば良いかのヒントになると思います

まずは、今日のまとめです
ぼくが、考える人間にとって「雑談」「ムダ話」が必要な理由は3つ

1、1、他の人の経験や思っていることを聴くことが、動機付けになる
2、自分の抜け漏れに気づく機会になる
3、スラックが人間の本来の能力を発揮させるから

この3つです。

それでは、具体的にお話ししていきましょう

まずひとつめの
1、他の人の経験や思っていることを聴くことが、動機付けになる

ぼくが主催している「日本橋私塾」では
外出自粛が始まった頃から、週に1回のペースで
Zoomをつかってオンラインで雑談会を開催しています

日本橋私塾の塾生さんの大半は
ぼくのコーチングも受けていただいているので
コーチングセッションを通じて
自分の副業やビジネスについての考えや気持ちを整理しています

それでも、みなさんこの雑談会に出ていただくと
「良い刺激になった」「もっと、やってみようと思った」
という風に言っていただけることが多いのです

また、塾生のみなさんは
本業 副業をとわず様々な業種の様々な職種
そして様々な職層のビジネスパーソンの方です

あわせて、ほとんどの方が2つの顔を持っているので
本業の立場から、考えること感じること
副業の立場から、考えること感じること
があるはずですので、

とても立体的な経験、思考をもっていらっしゃいます
これが、いっそう刺激になりやすいのかもしれないですね

「雑談」「ムダ話」をすることがムダじゃない理由ひとつ目は
他の人の経験や思っていることを聴くことが、動機付けになる
です

次にふたつめ
2、自分の抜け漏れに気づく機会になる

少し前のあるクライアントさんとセッションでのことです

在宅勤務になって、特定のタスクには没頭できる様になったのだけど
先日、一つの案件の中にあった2つの
事案のひとつを見落として、ちょっと失敗して

それが、ちょっとショックだったので
タスクの抜け漏れを防ぐようにしたい

というお題でお話をしました

これまでであれば、タスクリストに載せるまでもなく
抜け落ちる様なことのない事案が営業担当ともども
すっぽり抜けてしまったと言うのです

こう言うことって、通り一遍の
たとえば
「タスクリストをきちんとつくる」とか
「毎日振り返りをきちんとやる」とか
こう言った類の解決策ではうまくいかないことが多い様な気がします

在宅勤務開始以前と在宅勤務をやっている今の
自分の働き方や行動パターンを整理しているうちに
そのクライアントさんが、ふと
「雑談が、自分の抜け漏れに気がつく機会になっていた」
という風におっしゃっていました

もし、出社をしていて営業担当と雑談していれば
直接的に見落としに気が付いたかもしれないし、

別な人と話していたって、何か別の話がきっかけで
やっていないことに気がつくことが
これまでにもあった

と言うのです。

たしかに、ぼくも誰かと何気なく話をしていて
あ、これって・・・
と別な場面で使える何かに気づくことって
結構あるなって思います

「雑談」「ムダ話」をすることがムダじゃない理由ふたつめは
「自分の抜け漏れに気がつく機会になる」
です。

最後3つ目
3、スラックが人間の本来の能力を発揮させるから

行動経済学の世界には「スラック」という言葉があります

スラックとは、直訳すると「ゆるい」とか「たるんだ」という意味だそうです

いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学
という本によれば、

お金とか時間などの「欠乏」が、人間の判断力や処理能力に大きな影響を及ぼしている
といいます。

それの解決のヒントとして「スラック」を設けること
本書ではスーツケースを荷造りしたときの「隙間」にたとえて説明しています

その他、いつもスタッフが忙殺されていた病院で
手術室をひとつあけておくことで、状況が改善された事例なども伝えられています

イメージとしては
パソコンのCPUが稼働率100%では
CPU本来の機能を発揮できないのと同じ様なことかもしれません

人間の頭も心も100%稼働させてしまっては
本来の能力を発揮できなくなるのですね

雑談の時間を用意するって

時間のスラックでもあり
思考のスラックでもあり
心のスラックでもある

雑談会をやっていてそんな風に感じます

「雑談」「ムダ話」をすることがムダじゃない理由三つ目は
スラックが人間の本来の能力を発揮させるから
です

それでは、今日のお話をまとめておきましょう

仕事柄、本業 副業をとわず様々な業種のそして様々な職層のビジネスパーソンの方と
お話をする機会があります

外出自粛から始まって以降、現在でも 多くの方が取り組んでいる
在宅勤務、テレワークですが

そんな、ビジネスパーソンの方達とお話をしていて
最近よくお聴きするのが
実際にやりはじめて、結構多くの方がおっしゃっているのは
「雑談って無駄じゃなかったんだ」ということなんです

今日は、「雑談」「ムダ話」がムダではなかったというお話を
3つの視点で伝えしました

ぼくが、考える「雑談」「ムダ話」の無駄ではないポイントは3つ

1、1、他の人の経験や思っていることを聴くことが、動機付けになる
2、自分の抜け漏れに気づく機会になる
3、スラックが人間の本来の能力を発揮させるから

の3つです

ぜひ、このお話をヒントに
テレワークでなくなってしまった
「雑談」「ムダ話」を効果的に補填する方法を模索してみてください

今日のお話を動画にしました!

ぜひ、動画でおさらいをしてみてください

みなさん
正しい手洗い、マスクの着用、2mのソーシャルディスタンスを保って
新しいライフスタイルを上手に楽しみましょう

湿気の多い暑い日が続いていますね
水分補給や換気にも気をつけてくださいね

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました

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