みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます
企業の管理職の方たちや
研修担当の方とお話をしていると
パワハラのことが話題になることがあります
また、副業を始めたいという理由で
ぼくのコーチングセッションを受けにくる方たちの
中にもじっくりとお話を聴いていると
副業を始めようと思った本質的なきっかけが
お勤めの会社での人間関係がうまくいっていないことが発端
と言うことも、少なからずあったりします
こうしたハラスメントをはじめとする人間関係の問題って
コミュニケーションの問題として対処されることも
多いと思いますが
表面的なスキルとしてのコミュニケーション力を高める様に努力しても
問題が解決されない場面をこれまで幾度となく観てきました
今日は
最近、職場の人間関係の悩みのお話を聴く機会が多かったので
職場における人間関係の悩みがどうして生まれるかの
ビジネスコーチ的一つの解釈と
職場の人間関係の悩みを解決する
ビジネスコーチ的3つのステップ
お伝えしていきます
今日のお話を動画で見たい方はこちらから
それでは、今日も参りましょう
冒頭お伝えした様な職場の人間関係の問題って
コミュニケーションの問題として対処されることも
多いと思いますが
表面的なスキルとしてのコミュニケーション力を高める様に努力しても
問題が解決されない場面をこれまで幾度となく観てきました
とてもわかりやすい事例の一つとして
先ほど、お勤め先の人間関係に関する問題が発端で
副業を始めようと考えるクライアントさんが少なからず
いらっしゃると言うお話をしましたが
こう言う方達の中には、副業を進めながら
並行して転職を試みる方も多くって
ぼくと副業・複業の話をしながら
その一方で転職をなさる方もいらっしゃいます
当初は
「たかぎさん!副業がやりやすい会社に転職しました!!!」
なんて笑顔でおっしゃったりするのですが
数ヶ月すると
新しい転職先の会社でも人間関係の問題を抱える
それも、前の職場の時と同じようなパターンの
人間関係の問題を抱えることが結構あるんですね
これ、表面的なスキルとしてのコミュニケーションの問題ではない
と言うことになると思います
こういった出来事を引き起こす根底にあるのは
自己啓発や心理学の世界で
「色眼鏡」とそれをつくりだしている
「思い込み」別な言い方で言うと
その方が持っている「価値観」「信念」
こう言った言葉で表されるものに起因している事が
多いように感じます
ちょっと踏み込んで解説しておくと
色眼鏡ってその人の
ものを見るときや
出来事を解釈する時の癖ですね
よくコップでたとえられたりします
コップって真横から見ると四角形ですよね
で、真横からしかみたことがない人は
「コップとは四角い物である」と主張します
一方でコップを真上からしかみたことがない人は
「コップは丸い」と主張します
この二人のコップの形に関する議論は
このままでは噛み合うことがありませんね
同じ様に
部下は厳しく指導、指示をしないとちゃんと仕事をしない
と思っている上司と
上司はいつもぼくのやりたくないことを
きつい言葉で言ってくる
ぼくにはぼくのやり方があるのに
と思っている部下の
コミュニケーションはうまくいかないですよね
あくまで例え話ですが
更に例えばでお話をすると
転職してしばらくすると
前の職場と同じ様な人間関係の問題を
訴える様になる方の場合ですね
上司はいつも僕のやりたくないことを
きつい言葉で言ってくる
という色眼鏡をもったままだと
新しい職場での上司も見事にその期待に応えてくれるわけです
なぜなら
上司のそういうところを見つける癖が強いので
つまり上司のその他の性質よりも
「きつい言葉でやりたくないことを言う」
ところを見つける能力が高くなっちゃっているから
見事に「きつい言葉でやりたくないことを言う」
どんどんと見つけていってしまうわけですね
これは辛いですよねー
じゃあ、こう言った色眼鏡って
ぼくたちはどうやって手に入れてきたのでしょう?
多くの場合は、それを過去の成功体験によって
手に入れていることが多いみたいです
例えば
先程の例で出した
部下は厳しく指導、指示をしないとちゃんと仕事をしない
と思っている上司の方
過去に
自分現場だった頃 上司から指導されたことを実直にやることで
営業成績を上げることができた経験や
部下を厳しく指導した結果、その部下にとても感謝された経験
部下に指示をだしたら、みんながそれを守ってくれて
部門の予算が達成された経験
などなど
ひとつひとつは小さいかもしれないど
それでうまく行った経験を積み重ねていくと
それが、色眼鏡になりだんだん強固になって
その人にとって「当たり前」のことになっていくのですね
さて、
もしあなたが今
その色眼鏡をかけていることで
うまくいかないことが起きているとしたらどうしたらいいでしょうか?
今日は
職場の人間関係の悩みを解決する
ビジネスコーチ的3つのステップ
お伝えします
その3つのステップとは
1、自分の癖のせいではないかと疑ってみる
2、似た様な経験を一番最初にしたのはいつなのか遡ってみる
3、その場面、その分野で自分は本当はどうしたいのか?
どんな結果を出したいのかを言語化する
では、具体的にお伝えしていきましょう
まず、ステップ1
1、自分の癖のせいではないかと疑ってみる
まずは
どんな人間でもさまざまな色眼鏡をかけて
人生をおくっていると「気づく」「思い出す」ことですね
もうちょっと具体的に言うと
今、ぼくがうまく行っていないのは自分のものの見方のクセのせいではないか?
と考えてみること
今、わたしが苦しいと感じているのはわたしの物事の受け取り方の癖のせいかもしれない
と思ってみること
ポイントは
「どんな人間でも」「誰でも」色眼鏡を持っていること
と
ちょっとだけ疑ってみるだけ
にしておくことです
あくまで、あなたのせいではなくって癖のせいなので
職場の人間関係の悩みを解決する
ビジネスコーチ的3つのステップ
ステップ1は
1、自分の癖のせいではないかと疑ってみる
でした
つづいて
ステップ2
2、似た様な経験を一番最初にしたのはいつなのか遡ってみる
ですね
今経験している様な出来事を最初に経験したのはいつか遡ってみてください
現在に近い方からだんだん過去に遡っていきましょう
先程の上司の例で出したやつで行くと
去年数字が厳しかった時に
部下に指示をだしたら、みんながそれを守ってくれて
部門の予算が達成されたなあ
更に遡ると
自分が初めて部下を持った時に
部下を厳しく指導した結果、その部下にとても感謝されたっけ
もっと遡ったら
入社2年目に
自分が上司から指導されたことを実直にやることで
はじめて自分一人で予算が達成することができたんだった
みたいにして、遡ってみましょう
もしかしたら
最後に辿り着くのは
幼稚園の頃、母親がとても厳しいひとで
母親の言う通りにしていると
母親の機嫌がいつもよくって、家族がとても穏やかに過ごせた
なーんてところに戻るかもしれませんね
まあ、あくまで例え話ですが
職場の人間関係の悩みを解決する
ビジネスコーチ的3つのステップ
ステップ2は
2、似た様な経験を一番最初にしたのはいつなのか遡ってみる
でした
最後
ステップ3です
3、その場面、その分野で自分は本当はどうしたいのか?
どんな結果を出したいのかを言語化する
例えに出している
部下の立場で考えてみると
きっと
サボろうとしたり、数字が達成したくないと思ってるわけではないでしょうから
例えば
数字は達成したい
かける時間はできるだけ短くしたい
本当は上司に良い評価をしてもらうに越したことはないと思っている
実は、まわりからすごいねって言ってもらいたい
などなど
ここでは、わがまま放題に思っていることを
書き出してみましょう
もうこれ以上ないと思えるぐらい書き出したら
これらを一つでも多く叶えるために
自分ができることを具体的にしていきましょう
行動をしやすくするために具体的に、細かくするのがコツです
職場の人間関係の悩みを解決する
ビジネスコーチ的3つのステップ
ステップ3は
3、その場面、その分野で自分は本当はどうしたいのか?
どんな結果を出したいのかを言語化する
でした
はい、ありがとうございました
それでは、今日のお話まとめておきましょう!
今日は
最近、職場の人間関係の悩みのお話を聴く機会が多かったので
職場の人間関係の悩みを解決する
ビジネスコーチ的3つのステップ
お伝えしました
3つのステップとは
1、自分の癖のせいではないかと疑ってみる
2、似た様な経験を一番最初にしたのはいつなのか遡ってみる
3、その場面、その分野で自分は本当はどうしたいのか?
どんな結果を出したいのかを言語化する
職場の周りの方達とどうもしっくり来ないときや
上司とのコミュニケーションがうまく取れない時
部下が思い通りに動いてくれないなと感じる時
ぜひ、今日のお話試してみてくださいね
今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/yqhsd4gC_CE
ぜひ動画でおさらいしてみてください!
それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました!