時間に余裕はあるはずなのに仕事が捗らない! 自宅勤務、在宅ワークの抜け出し方

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こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです

今日は
時間に余裕はあるはずなのに仕事が捗らないという
自宅勤務、在宅ワークのモヤモヤを抜け出す方法
についてお伝えします。

自宅勤務、在宅ワークをやるかたが
ますます増えてきていると思います。

実際に自宅勤務、在宅ワーク
をやってみると

時間に余裕はあるはずなのだけれど
おもったより仕事が捗っていない
と感じている方が多いのではないでしょうか

はじめに今日のまとめです。

自宅勤務、在宅ワークで
時間に余裕があるはずなのに
思うほど仕事が捗らなくて
モヤモヤしてしまうあなたは

タスク管理の中に
コンテキストという概念を取り入れて
ご自身のタスクを
コンテキストわけしておきましょう

そうすることで
今できるタスクにより集中して
取り組むことができます

そして、今ここではできないタスクが
切り分けれていることで
タスクを処理した後の
達成感をえることもしやすくなりますので

仕事が捗らないモヤモヤも
感じにくくなるはずです

それでは、具体的にお話ししていきましょう

最近
ぼくの知人のITインフラ関連の仕事をしている方と
テレワーク用のインフラについてお話を
聴かせていただく機会がありました

感染症拡大対策で
急激にテレワークに舵をきった企業が多いので
インフラ側には、課題や改善点が多くあることを
教えていただきました

実際に、テレワークをやり始めた方の中には
社内ネットワークに接続できないとか
ネットワークに繋がっても
ネットワーク環境が追いついていない
つまり、通信速度、処理速度が遅すぎて仕事にならない
時間帯が結構多かったりするようです

もちろん、そのほかにも
通勤時間がなくなったことで生まれた時間の余裕が
実際にあることで合ったり

逆にどうしても
出社しないと先に進まない仕事があったり
というのが絡み合っているので

時間に余裕があるはずなのに
自宅勤務、在宅ワークで仕事が捗らないといっても
要因はシンプルではないかもしれません

こういった状況の時にはタスク管理に
コンテキストの概念を取り入れると効果的です

古典的なタスク管理の手法として有名な
GTD Getting Things Done という手法があります

このGTDというタスク管理の手法には
コンテキストという概念があります。

コンテキストという言葉を
日本語に直訳すると「文脈」といった
意味になると思いますが

このタスク管理におけるコンテキストは
「場面」とか「状況」のように
イメージすると理解しやすいと思います

まずはこの
コンテキストの概念
タスク管理におけるコンテキストの概念
を把握していきましょう。

このコンテキストの概念を理解していただきやすくするために

ぼくが、会社員をやりながら副業をやっていたころの
コンテキストをご紹介します

当時のぼくは、会社員としてのタスク、副業のタスク
家のこと、そのほかプライベートなことも
全て一元管理していました

その時のコンテキストはこんな感じです

1、会社でやること
2、会社のパソコンでやること
3、副業のことでパソコンがなくてもできること
4、副業のことでパソコンがないとできないこと
5、プライベートなこと
6、家でやること
7、買い物

ちょっとうろ覚えな部分もありますが
こんな感じでした

こうしてタスクがコンテキストわけできていると
外出先で「会社でやること」に思い悩んだり

空き時間で自分のパソコンを持っていない時に
「副業のことでパソコンがないとできないこと」
を考えてあせったり

会社にいる時に
帰りにコンビニで買ってかる牛乳のことを考えて

たいせつな、あなたのワーキングメモリーを
消費することがなくなります。

もちろんこれは
きちんとしたタスクリストが作られている
と言う前提があってのことですが。

コンテキストの感覚を掴んでいただきたいので
もうちょっと例え話をしますね

たとえば、
今5つのタスクがあったとしましょう

1、稟議書に上司の押印をしてもらう
2、プレゼン用の資料をパワーポイントで作る
3、社内のサーバーにあるファイルを使って作業をする
4、家族のお昼ご飯を用意する
5、メールの返信をする

ひとつずつのコンテキストを考えてみましょう

1、稟議書に上司の押印をしてもらう
これは、会社にいないとできないことなので
このコンテキストは
「会社でやること」

2、プレゼン用の資料をパワーポイントで作る
これは、パソコンがあればどこでもできることなので
「パソコンでやること」

3、社内のサーバーにあるファイルを使って作業をする
これは、社内ネットワークにつながっていないと
できないことなので
「社内ネットワークでやること」

4、家族のお昼ご飯を用意する
これは「家でやること」

5、メールの返信をする
これは、会社のセキュリティルールにもよりますが
ここではわかりやすく
「スマホがあればできること」
としましょう
「スマホがあればできること」
です。

整理すると、今出てきたコンテキストは5つ
1、「会社でやること」
2、「パソコンでやること」
3、「社内ネットワークでやること」
4、「家でやること」
5、「スマホがあればできること」

この5つですね

あなたのタスクリストにあるタスクに
この5つのコンテキストという概念を
いれこむとで、
今あなたがいる「場面」「状況」で
何を優先するべきかを、
柔軟かつ的確に決めることができます。

テレワークのインフラが完璧ではない
多くの皆さんにとって
社内ネットワークにアクセスできて
通信速度も安定しているときには
「社内ネットワークでやること」
を最優先でやるべきでしょう

そして、週に何回かの限られた出社日には
「稟議書に上司の押印してもらう」
のような「会社でやること」をやれば良いですし

出社日でもなく
社内ネットワークにうまくつながらない時は
「パソコンでできること」
をやれば良い

というふうにできるはずです。

在宅ワークの日に
「上司に押印してもらう」ことを一生懸命考えても
ハンコを押してもらうことはできませんし

社内ネットワークにうまくつながらない時に
ファイルサーバーにあるデータのことを
考えても時間が守った得ないですし

これらのことを考えるのは
あなたの大切なワーキングメモリーを
消費して、今取り組んでいることへの
あなたのパフォーマンスを下げるだけです。

ですので、あなたなりのコンテキストわけ
をしておいて
今のあなたの「場面」状況に合った
タスクの中で優先すべきものを
上から順にこなしていきましょう

まとめます

自宅勤務、在宅ワークで
時間に余裕があるはずなのに
思うほど仕事が捗らなくて
モヤモヤしてしまうあなたは

タスク管理の中に
コンテキストという概念を取り入れて
ご自身のタスクを
コンテキストわけしておきましょう

そうすることで
今できるタスクにより集中して
取り組むことができます

そして、今ここではできないタスクが
切り分けれていることで
タスクを処理した後の
達成感をえることもしやすくなりますので

仕事が捗らないモヤモヤも
感じにくくなるはずです

自宅勤務、在宅ワークで
時間に余裕があるはずなのに
思うほど仕事が捗らなくて
モヤモヤしているあなたは
ぜひ、試してみてください。

今日のお話を動画にしました

ぜひ動画を見て、コンテキストをおさらいしてみてください
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