こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです。
人はひととのつながりによって
「不安の軽減につながることや」
「自分の状況を明らかにする手がかりを得る」
ことができると言われています。
今日は
ひととひととのつながりについて考え
こんな時だからこそ
知恵とテクノロジーを使って
ひとと繋がっていこう
というお話をします。
古代ギリシアの哲学者アリストテレスは
「人間は社会的動物である」と言ったとされています
正確には
「人間はポリス的な動物である」
と言ったのだそうですが
この言葉には
1、人間は自己の自然本性の完成を目指して努力する
2、ポリス的共同体をつくることで完成に至る
動物である
と言う意味が込められているのだそうです
ポリス的共同体とは
善く生きることを目指す人同士の共同体
のことだそうです
で、この言葉の学術的な解釈は
哲学を研究なさっている方たち
の領域で良いと思いますが
ぼくは
人間は
善く生きるために、善く生きようとする人と
つながろうとする
と言うことかなって解釈しました。
ひとがひとととつながろうとするのは
人間が本来持っている性質であるのは
間違え無さそうです
スタンレー・シャクターというアメリカの実験社会心理学者
が行ったこんな実験があるそうです。
女子大生に実験参加を呼び掛け、
実験内容に強い不安を感じさせる知らないひと同士のグループと
実験内容に弱い不安を感じさせる知らないひと同士のグループを
作り
それぞれの人に実験までの10分間、
個室で待つかみんなと一緒に待つか選べる様にすると、
実験に強い不安を感じさせた人の62.5% は一緒に待ちたいと答え
弱い不安を感じさせた人は33.0% が一緒に待ちたいと答えたそうです。
この実験で不安を感じると
人と一緒にいたいという気持ちを感じやすくなる
ということがわかります。
「親和欲求」と言われているのだそうです。
人と一緒に居ることは
「不安の軽減につながることや」
「自分の状況を明らかにする手がかりを得る」ことに
なるという心理学者の報告がある
とも、言われます。
こんな説明をわざわざしなくたって
不安な時は誰かといたいし
誰かといると不安な気持ちがちょっと
おさまるって
みんな、経験上分かっていますよね。
今の社会情勢では
多くの人が不安を感じやすい状況であるにもかかわらず
物理的に人と一緒にいることがし難い、または出来ない
環境にあると言えます。
こんな時こそ
ぼくたちは、知恵とテクノロジーを使って
つながり方を工夫して
今の状況をみんなで力を合わせて乗り越えていきたいですよね
今の状況を乗り越えるには
みんなで力を合わせることが絶対必要です。
まず手始めに
お互いに声を掛け合うことや
時々、オンラインで会話をすることなどが
出来ることだとぼくは考えています。
今週から最初の一歩として
ぼくが主催している「日本橋私塾」のグループLINEで
ぼくから朝の挨拶を発信することを始めてみました
急に投稿数が増えたので
もしかしてうるさく感じている塾生の方も
いらっしゃるかもしれません
ごめんなさい
一方で、何も説明せずに始めたのですが
ポツポツと朝の挨拶を返してくだささる
塾生さんもいます
塾生さんも置かれている環境は
お一人お一人様々でしょうから
全然強制するつもりはありません
挨拶できる時に
挨拶していただければ
良いかなって思います。
オフィスで朝来た時に
遠くで挨拶してる人がいるな
ぐらいで聞き流していただいても良いと思っています
人の気配を感じていただけてれば良いかなって
そんな方でも
何か喋りたくなったら
その時に投稿していただければ良いと思っています。
負担にならない
ゆるいけど、ちゃんとそこにあるつながりを
今は、作っておきたいと考えています。
実際に人と話をする
というのも大事だと思うので
今月は、ちょっとZOOMで雑談する会を
やってみようかと思っています
こんな風にして
ぼくのできる範囲で
ぼくのできることを
まずは身近な人たちが
少しでもエネルギーを増やせるように
ちゃんとみんなが繋がれていることを
確認できるように
思いついたことを
やって行きたいと思っています。
まとめます
人はひととのつながりによって
「不安の軽減につながることや」
「自分の状況を明らかにする手がかりを得る」
ことができると言われています。
今日は
ひととひととのつながりについて考え
こんな時だからこそ
知恵とテクノロジーを使って
ひとと繋がっていこう
ということについてお伝えしました
皆さんも
こんな時だからこそ
ひとと繋がれている感覚を
持ち続けられる工夫をしてみてください。
今日のお話が
そんなきっかけになれば
とても嬉しく思います。
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