1日ひとこと、客観的な視点を鍛える方法

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こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです

今日もお読みいただいて
ありがとうございます

今日は、客観的な視点を鍛える
というお話をしてみたいと思います

いよいよ、緊急事態宣言か解除されて
これから、ビジネスの場面での
対面でのコミュニケーション量が増えてくることになりますね

元に戻る、といえばその通りですが
これまでの約2ヶ月の在宅勤務の経験の中で
オンラインでのコミュニケーションの良いところ、イマイチなところ
あなたの中にも様ざまな気づきがあったのではないでしょうか?

今後の、ビジネスやライフスタイルにも
その気づき、できる限り有効に生かしていきたいですよね

特に、ビジネスにおけるオンラインでのコミュニケーションでは
物理的な距離があるだけでなく
心理的な距離も取りやすいので
比較的、コミュニケーションの相手のことを客観的に把握したり
自分の状況をひと呼吸おいて把握できる場面が多かったと思いますが

リアルな場での対面コミュニケーションでは
自他共に客観性を持つことが、オンラインよりしにくくなるような気がします

今日は、客観性を高める
という視点でお話をしてみたいと思います

今日のお話を動画でみたい方はこちら
https://youtu.be/DYFenyDFtaY

はじめに今日のまとめです

客観的な視点や判断力を鍛えるのに効果的と言われている方法のひとつに
「イリイスト日記法」というものがあります
今日は、この「イリイスト日記法」を応用したワークについて
お伝えします

ポイントは3つ
1、その日1日のことを第三者の視点で振り返って日記をつける
2、その時に、親友、兄弟、親御さんなど特定の第三者を決めると
  第三者視点が持ちやすくなる
3、毎日日記をつける自信がない人は、1日一言 第三者視点で自分を振り返る

この3つです

それでは具体的にお伝えしていきましょう。

いよいよ、緊急事態宣言か解除されて
これから、ビジネスの場面での
対面でのコミュニケーション量が増えてくることになりますね

オンラインでのコミュニケーションは
相手の方との、物理的な距離が遠いだけでなく
心理的な距離も遠くに起きやすいので
相手の方のことや、自分自身のことを
客観的に見ることがやりやすくなるところがあると思います

一方で対面でのコミュニケーションでは
相手との心理的な距離も近づきやすいので
客観的な解釈や判断は、より意識して行う必要があるでしょう

今日は、そんなところを意識して
あなたの客観性を高めるワークについて
お伝えします。

昨晩は、ぼくが主催する日本橋私塾で
毎週日曜日の夜に行っている雑談会を開催しました

昨日のテーマは「客観性」

行動経済学的にみると
人間は様々な考え方の偏りを引き起こす
「認知バイアス」をもっていて
どんなに客観的に、物事を見よう、判断しようと努力しても
なかなか客観性を持つことは難しいと言われています

認知バイアスとして代表的なものは
1、損失回避バイアス
得るものの大きさと、失うものの大きさが同じ時でも
人間は、失うことの痛みを大きく評価する傾向がある

2、現状維持バイアス
今の状態を維持することを優先的に判断する

3、同調バイアス
多数派の意見に合わせようとする思考

4、授かり効果
今持っているものの評価を高く見積もる

といった、認知の偏りがあると言われています

こういった認知バイアス、認知の偏りの影響をうけることで
ぼくたちは冷静で客観的な判断をし損ねることが多いのです

そして、さらに客観性を持ちたい時に厄介なのは
こんな認知の偏りがあることです

それは「バイアス死角」といわれるもの
「バイアス死角」とは
人間は、他の人の認知バイアスには気がつくことができるけれども
自分のバイアスには気づくことができない
というものです。

きっと、人間は最後まで本当の意味で客観的になることはできないのかもしれません

ですが、今より少しでも客観性を持てるようになると
身の回りで起きている事に、腹を立てたり
イライラしたり、不安になったりすることを減らすことが
できるようになるはずです

だから、今より少しでも客観性を持てるようになれば
今よりラクに生きることができるようになれるだろう
ぼくはそう思うのです

昨日の、日本橋私塾の雑談会では
「客観性」を高めるのに効果的
と言われている「イリイスト日記法」を
アレンジして塾生の皆さんにワークしていただきました

「イリイスト日記」とは、いわば第三者日記ともいえるもので
その日に、自分が経験したものを第三者として日記に記す
という方法です

ある研究によると
この「イリイスト日記法」で1日15分間
4週間にわたって日記をつけることで

1、知的な謙虚さ
2、より広い視点で物事を見ることができる
3、妥協点を見つけるのがうまくなる
4、より正確に一月後のことを推測できるようになる

などの効果があったのだそうです

というわけで

昨日、日本橋私塾の皆さんにやっていただいたのは
最初の1周目には、いつも通りに今日1日の振り返りをしていただいて

皆さんが一巡したあと、2周目で、第三者からご自身を見て
振り返りをしていただきました
1周目の時に振り返ったことを
第三者視点に変えていただいても良いですし
それとは、別なことを第三者視点で振り返っても良いことにしました

お二人振り返っていただいた後に
ちょっとワークをやりやすくするために
第三者視点での主体になるのが誰かを明確にして
話していただくようにしました

ご兄弟や、親御さん、親友など
誰でも良いので、視点を固定すると
その人のキャラクターでお話ができるので
第三者視点を持ちやすいと思ったので

2巡目の第三者として振り返っていただいた後

3巡目で、ご自身がワークをやってみた感想と
他の方の第三者視点での振り返りを聞いて感じたことを
シェアしていただきました

何人かの方から
ただ主語を「彼」とか「彼女」にしただけで
結局自分のことを話しているようになってしまった
といった感想をいただきました

やはり、第三者が誰かを決めてから
振り返る方が第三者視点を持ちやすいということも
わかりました

お一人の方から
とても興味深いシェアをいただきました

それは、
「毎日4週間、日記を続けるのはちょっと大変そうなので
1日一言、第三者視点でその日のことを言葉にしてみようと思います」
というもの

これ、とっても良いと思いました

1日一言なら続けやすいですよね
客観的な視点を強化したい と思う方は
ぜひ、試してみていただければと思います

それでは、まとめましょう

今日は、緊急事態宣言解除を踏まえて
これから、増えるであろう
リアルな対面でのコミュニケーションで
相手の方に対して、そして自分自身に対して
より客観的な視点を持つことができるようになる
トレーニングとして「イリイスト日記法」を
応用したワークについてお伝えしました

今日のポイントは3つです
1、その日1日のことを第三者の視点で振り返って日記をつける
2、その時に、親友、兄弟、親御さんなど特定の第三者を決めると
  第三者視点が持ちやすくなる
3、毎日日記をつける自信がない人は、1日一言 第三者視点で自分を振り返る

この3つです

ある、実験結果によると1日15分4週間続けると
1、知的な謙虚さが高まる
2、より広い視点で物事を見ることができる
3、妥協点を見つけるのがうまくなる
4、より正確に一月後のことを推測できるようになる

といった効果が認められたそうです

リアルな対面コミュニケーションや
日々のビジネスの場面で、より客観的な視点を持ったり
判断ができるようになりたい方は
是非、試してみてくください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/DYFenyDFtaY
ぜひ、動画でおさらいをしてみてください!

それでは今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました

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