自信がなくなってスランプになった時、乗り越えるための3つの視点と3つのステップ

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチ たかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます。

ぼくは、毎日ビジネスコーチとしてたくさんの
ビジネスパーソンの問題解決や目標達成のお手伝いをしています。

経営者の方、管理職の方、副業をやっているビジネスパーソンや現場のエンジニアさん
なんかもいらっしゃいます。

こうした方たちのコーチングセッションでぼくが行っていることは
クライアントさんの頭の中や心の中のことを言葉にすることで
考えや気持ちを整理して次の行動につながる気づきを引き出すことであったり

ひとりで考えているとどうしても起こりがちな
思考の偏りを視点を変えることで新しい発想をアイディアを出すお手伝いだったり

こんな風に、たくさんの方とコーチングセッションを通じてお話をする機会があるので
ときには、そのクライアントさんが自信を無くしたりスランプに陥ったりしていることもあります

たとえば、
管理職の方が、部下が思い通りに動いてくれなくて悩んでしまったり
副業をやっている方がブログが書けなくなって元気がなくなってしまったり
アスリートの方のパフォーマンスが上がらなくなったり

時には、理由もわからず不安になって行動が出来なくなる
なんてことがある方もいらっしゃいますよね

今日は
自信がなくなったり
スランプになった時に
状況を変えるための3つのステップと3つの視点
についてお伝えします。

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

コーチングセッションを通じて
毎日たくさんのビジネスパーソンとお話をしていると
クライアントさんが自信を無くしたり、スランプになったりしている時に
そこから立て直すお手伝いをさせていただくこともあったりします

今日はこんな風に自信がなくなっちゃっている時や
スランプになった時に
状況を変えるための
3つの視点、3つのステップをお伝えします

今日のお話まとめておきましょう

自信がなくなったり
スランプになった時の
状況を変えるための3つステップとは
1、未来を描く
2、視点を変える
3、実践する
この三つです

ここの2つ目のステップで視点を変えるためにつかう
3つの視点は
1、持っているもの
2、コントロールできること
3、自分にできること
この3つです

最近上手くいかないんだよな
とか
スランプを感じている方
とか
未来にちょっと不安を感じる方は
ぜひ、お話最後まで聴いてみてくださいね

それでは、具体的にお伝えしていきましょう

多くの方が自信を無くしたり、スランプに陥っている時は
上手く行っていないことにフォーカスしていたり
失敗の先にある上手くいかない未来を勝手に想像して不安になっていること
がほとんどです。

そんな時に、やっていただきたいのは「視点を変える」ことです

より的確に視点を変えていくために
まず、大きめの紙を用意してください
おすすめはA3のコピー用紙がプロジェクトペーパーです

紙を目の前に置いたら一つ目のステップです

1、今の状況が解決された未来を描く

まずは、今の自信がない状態やスランプが克服された
あなたにとって都合の良い未来を自分勝手に想像して
その未来を目の前の紙に書き出していきましょう

絵が上手な方は絵を描いたり、イラストを描いても良いですし
いろいろな言葉を使って、都合の良い未来を表現しても良いですね
ネットで写真を探してきてイメージを高めてその写真を貼っても良いですね

どんな手法でも構いません
あなたの気持ちが上がる方法で
自信を取り戻したり、スランプを克服できた
あなたにとって、都合の良い未来を自分勝手に描いちゃいましょう

まず、一つ目のステップは、今の状況が解決された未来を描く
でした。

ふたつ目のステップです
2、視点を変える

先ほどもお伝えした通り
何かが上手く行かなくて不安になったり、スランプになっているときは
視点の置き方がよくないことが多いのです
なので、ここで視点を変えていきましょう

視点を変えるために3つのことをリストアップしてください
一つ目のリストは
あなたの都合の良い未来を実現するために
あなたが既に持っているものや手に入れているものを
思いつく限り箇条書きしていきましょう

物質的なことだけではなく
あなたの中にあるスキルや
上手くいかせるために力を貸してくれる人脈なども
あなたが持っているものとして書き出しましょう

一つ目のリストは
都合の良い未来の実現のために
あなたが既に持っているもののリストでした

つぎに2つ目のリスト
上手くいかないと感じている今の状況の中で
それでも、あなたにコントロールできることがあるはずです
それをリストアップしましょう

些細なことで良いので
あなたにコントロールできることを考えてリストにしましょう

「今、自分がコントロールできるもの」を書き出すことによって
自然と「自分がコントロールできないもの」から視点や思考が離れて
「今、自分がコントロールできるもの」に
視点、思考が向くようになりますね

2つ目のリスト
今の状況で、あなたにコントロールできることのリスト
でした

3つ目のリストは
あなたにできること
です

あなたにとって都合の良い未来を実現するために
今、あなたにできることをリストアップしましょう

2つ目のリストとの違いはあまり気にしなくて大丈夫です
ここでは、あなたが実際に起こせる行動をリストアップしていってください

一つ目のリストで書き出した「つかえるもの」を実際に使うの行動ですし
2つ目のリストで書き出した「コントロールできること」をやってみるのも行動ですね
そして、この二つに限ら都合の良い未来のためにあなたが出来ることを
思いつく限り書きましょう

ことの大きさや小ささは気にしなくて良いので
思いつくものをバンバン書いちゃいましょう

3つ目はあなたに出来ることのリスト
でした

最後3つ目のステップです

今書き出した出来ることリストを実践に移してください

書き出した順でも良いですし
やりやすい順でも良いです
とにかく、リストにあることをやっていきましょう

リストに書き出したタスクをこなしているうちに
あなたの頭の中や心の中が自然と都合の良い未来へと切り替わっていきますし
あなたのいる環境も都合の良い未来に向けて変化をしていくはずです

もちろん全てのことがすんなりと上手くいくはずはありませんので
その時には、そこで新しく生まれた課題を解決することに取り組んでください

はい、ありがとうございました!

 

それでは、今日のお話まとめておきましょう

今日は
自信がなくなったり
スランプになった時に
状況を変えるための3つのステップと3つの視点
についてお伝えしました

状況を変えるための3つステップとは
1、未来を描く
2、視点を変える
3、実践する
この3つです

ここの2つ目のステップで視点を変えるためにつかう
3つの視点は
1、持っているもの
2、コントロールできること
3、自分にできること
この3つです

最近上手くいかないんだよな
とか
スランプを感じている方
とか
未来にちょっと不安を感じる方は
ぜひ、今日のお話試してみてください

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/MK0c8iX2zFc

ぜひ、動画でおさらいしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、三密回避に配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました

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お金が欲しいって言っていて、本当はお金が欲しくないんじゃないかって思う経験

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みなさん、こんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます

毎日様々なビジネスパーソンの目標達成や問題解決を
コーチングセッションを通じて支援させていただいています。

経営者さん、管理職の方、エンジニアの方
副業・複業に取り組んでいる方など
そのほとんどがビジネスパーソンです。

そんな中で、ぼくは自分が起業した当初
副業・複業、週末起業に取り組んでいらっしゃるクライアントさんが
多かったので、そのながれでこれまで、たくさんの
これから副業をやりたい
とか
副業・複業で成果を上げたいという方たちのお手伝いをしてきました。

そこでの経験をもとに
今日は「お金が欲しいって言っていて、本当はお金が欲しくないんじゃないかって思う経験」
のお話をしようと思います

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

それでは、参りましょう

 

これまで、多くの方の副業・複業をお手伝いしてきた中で
もうすぐ最初の一円を稼げるっていうところで
諦めて副業を辞めちゃう方がいらっしゃいました。

そういう方が諦める原因だって感じているのは
1、今のぼくのスキルでこれを売ってはだめだ
とか
2、もっと勉強してこれを身につけてからじゃないと売ってはダメだ
とか
3、ぼくがやりたかったのは、これじゃない気がする
みたいなやつが、多いのですが実際には、
「自分で提供した価値に対して、お金をもらう」という経験がちょっと不足しているだけ
と感じることがあります。

こう言った場面の克服法として今日は
まずは安い単価でも良いので自分の提供した価値に対してお金をもらう経験をすること
その回数を増やすこと
そして、お客様から現金でお支払いをいただくことで、
自分の提供している価値に対してこうしてお支払いをしてくださる方がちゃんと居る実感を得ること

そして、現金でお支払いをいただくことには
自分の提供する価値に対して、一層真剣に取り組もうという気持ちを抱かせてくれる
ということをお伝えしようと思います。

では、具体的にお伝えして行きましょう。

副業に取り組んでいらっしゃる方たちのお手伝いをしていると
いくつかの離脱ポイントがあります

今、離脱ポイントと言ったのは
比較的多くの方が、典型的に、副業を諦めていくポイントのことです

で、この離脱ポイントの一つは「最初の一円を稼ぐ」ところです。

バックエンド商品を設計して
顧客導線を考えて
情報発信をして

そこまではとっても一所懸命やって
すごくいいところまで来て、いざバックエンド商品を売っても良い瞬間に

1、今のぼくのスキルでこれを売ってはだめだ
とか
2、もっと勉強してこれを身につけてからじゃないと売ってはダメだ
とか
3、ぼくがやりたかったのは、これじゃない気がする

なんて感じる方が一定数いらっしゃるのです

極端な場合はそこから
また、新たなバックエンド商品を設計して
新しい、顧客導線を考えて
って、今まで頑張ったことを無かったことにして
1から始めようとします

そして、またいよいよ新しいバックエンド商品が売れそうになった時に

今のぼくのスキルでこれを売ってはだめだ
とか
もっと勉強してこれを身につけてからじゃないと売ってはダメだ
とか
ぼくがやりたかったのは、これじゃない気がする
って言って、これまでやってきたことを、また無かったことにして
最初から始めようとするのです

これを何回か繰り返した後で
それでもこの壁を越えられないと
最後は副業を辞めていっちゃうんです

 

正直にいうと、ぼく自身はこういう経験はしませんでした

ぼくが恵まれていたのは
ぼくが副業・複業をはじめるときに
ぼくには売れるものが「コーチングしかない」と思っていたことです

だから、コーチングを売るしか無かったんです
だから「また、最初から始める」ということを考えようが無かったんですね

これから副業を始める方の多くは
「何をやってもいい」状態です。
だから、無限の選択肢の中から自分が何を売るかを決めることができます

だけど、無限の選択肢から何かを選んだ時に人間は
自分のした選択を後悔しやすくなるという傾向があるのだそうです

行動経済学で「選択のパラドックス」
と言われているモノです

この、選択のパラドックスは
米国の社会心理学者バリー・シュワルツ博士が提唱したモノで
人間は、選択肢が多くなると
選べなくなったり
無力感を感じてしまったり
自分の下した選択を後悔しやすくなったりするそうです

わかりやすく表現すると
「うわーいっぱいあって選べなーい」
とか
「決められない俺ってだめなやつ」
とか
実際に選んだ後で
「あっちにしておけばよかったな」って思っちゃったり
「なんでわたしはあっちを選ばなかったのかしら」って後悔をしたり
みたいなやつですね

ここから考えると
「ぼくにはコーチングしか売るものがない」と思い込んでいたのは
「あっちにしておけばよかった」って
思う心のスキを作らなかったのでよかったのかもしれません

こう言った心のスキがあると
「なにが別なことをしたほうが上手くいくかもしれない」
とか
「他のことをしたほうが自分には合っているかもしれない」
という考えを生みやすくなってしまうのかもしれません。

そして
こういった「別なことをしたほうが」とか「他のことをしたほうが」
の様な考えを引き出しているトリガーの一つが
「お金をもらうことに慣れていないこと」
なのかなって思います。

お金が欲しくて、副業をしたい方も多いはずなんですけどね
お金がもらえそうな瞬間になるとそこから離れていっちゃう
この原因の本質の一つが
自分の提供した価値に対してお金をもらうことに慣れていないこと

 

働くということが
アルバイトや会社員の経験しかない方だと
1年間で自分が提供した価値に対してお金をいただく回数って
12回プラス2回程度ですよね

これって、例えば
毎日よく売れている八百屋さんだったら1日のお金をもらう回数とかそれより少ないですよね
会社員がお金をもらう経験は、1年間で
よく売れている八百屋さんの300分の1以下かもしれませんね

それだけ、サラリーマンって
自分の提供した価値に対してお金をもらう
ということに対して未熟なんだということですね

この前提に加えていざという時に多くの方は
今のぼくのスキルでこれを売ってはだめだ
とか
もっと勉強してこれを身につけてからじゃないと売ってはダメだ
とか
考え始めちゃうんで、すっかりこじらせちゃって行きます

こうして、多くの方はスキルや勉強不足というのが
目の前に大きく合って、自分が商品を売らない理由にしてしまうと
本質である
自分の提供した価値に対してお金をもらうことに対して未熟
というところに気づかずに

振り出しにもどっちゃうので
また同じことを繰り返しやすくなります。

この状態から脱する方法としてぼくがご提案するのは
たった一つです

もうお気づきですよね
自分の提供した価値に対してお金をもらうことに慣れればいいんです

つまり、自分の提供した価値に対してお金をもらう経験を増やしていけば良いのです

 

ぼく自身も独立まで22年間サラリーマンをやっていましたし
学生時代も普通のアルバイトの経験しかなかったので

最初から
自分の提供した価値に対してお金をもらうことに慣れていたわけではありません
で、副業でコーチングを始めた時には今から考えると嘘みたいにお安いお値段で
コーチングセッションをやっていました。

これは
今のぼくのスキルでこれを売ってはだめだ
とか
もっと勉強してこれを身につけてからじゃないと売ってはダメだ

とかってなりにくくしてくれるという点でも効果的かもしれません

あ、だけど後から値段を上げるのって大変な時があるので
「お試し期間なので」とか「今キャンペーン中なので」とか
理由をつけてお安くしておいたほうが良いかもしれません

話を戻して
もうひとつ、ぼくの経験上
自分の提供した価値に対してお金をもらう
ということに慣れさせてくれたのは
お試しセッションを受ける方たちに
現金でお支払いをしていただいたことです

お客様のお財布から現金を目の前でいただいたり
封筒に入れて用意して来ていただいたお試しセッション料をを受け取ると

1、自分の提供している価値に対してこうしてお支払いをしてくださる方がちゃんと居る
という実感を得ることができるのと同時に
2、気持ちが一層引き締まって
一回一回のセッションを本当に集中して取り組まなくては
って、気持ちが新たになります。

こんな風にして、ぼく自身も
自分の提供した価値に対してお金をもらう経験を
積み重ねて行きました。

これによって、お金をいただくことの抵抗感をちょっとずつ
克服して行けたのかなって思います。

同時に自分の商品にお支払いをいただけることに
感謝の気持ちってとっても持てる様になって行きました

はい、ありがとうございました。

 

今日のお話まとめておきましょう

今日は「お金が欲しいって言っていて、本当はお金が欲しくないんじゃないかって思う経験」
のお話をしました

これまで、多くの方の副業・複業をお手伝いしてきた中で
もうすぐ最初の一円を稼げるっていうところで
諦めて副業を辞めちゃう方がいらっしゃいました。

そういう方が諦める原因と感じているのは
1、今のぼくのスキルでこれを売ってはだめだ
とか
2、もっと勉強してこれを身につけてからじゃないと売ってはダメだ
とか
3、ぼくがやりたかったのは、これじゃない気がする
みたいなやつが、多いのですが
実際には、
「自分で提供した価値に対して、お金をもらう」という経験が不足しているだけ
と感じることがあります。

こう言った場面の克服法として今日は
1、まずは安い単価でも良いので自分の提供した価値に対してお金をもらう経験をすること
やその回数を増やすこと
2、お客様から現金でお支払いをいただくことで、
  自分の提供している価値に対してこうしてお支払いをしてくださる方がちゃんと居る実感を得ること

そして、現金でお支払いをいただくことには
自分の提供する価値に対して、一層真剣に取り組もうという気持ちを抱かせてくれます

今日のお話を動画にしました

ぜひ、動画でおさらいしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、三密回避に配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました

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コーチングセッションから学ぶ行動力の手に入れ方とビジネスコーチの自信についての考え方

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチ たかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます。

ぼくは、毎日さまざまな役割や立場のビジネスパーソンを
コーチングセッションを通じて支援させていただいています

コーチングセッションをお受けになる方達の
目的は様々あります

例えば
経営者として自分の事業をより効果的にしたい
とか
管理職として自分の組織がもっと良くなるようにしたい
とか
副業でもっと稼げるようになりたい
とか

これ以外のことも含めて
ぼくのクライアントさんたちが
コーチングセッションで手に入れているものをまとめると

目標達成のために行動を継続するエネルギー
だったり
問題解決のために何をしたら良いかという気づきを得ること
だったり
パフォーマンス、実践力が落ちている時の気持ちの立て直し
だったり

ということが多いと思います。

今日は「言語化」言葉にすることで
行動するエネルギーを手に入れる
と言うことと、後半では「自信」のお話をしようと思います。

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

先ほど、ぼくのクライアントさんたちが
コーチングセッションで手に入れているものは

目標達成のために行動を継続するエネルギー
だったり
問題解決のために何をしたら良いかという気づきを得ること
だったり
パフォーマンス、実践力が落ちている時の気持ちの立て直し
だったりします。とお伝えしました。

つまり、クライアントさんがこの次にどんな行動をしていったら良いか
と言うことへの「気づき」を手に入れられるようにしているのですが

こういった「気づき」を手に入れるため
コーチングセッションが効果的に機能するためには
まずは、頭の中や心の中にあるものを
体の外に「はきだし」ていただくところから始めます

そんな時、まだぼくのコーチングセッションを
受けることに慣れていない方は、時々

どっから喋っていいかわからない
とか
うまく言葉にならない
なんておっしゃったり
そのまま詰まって言葉が出なくなってしまうことがあります。

そんな時、ぼくは良く
「正しい日本語じゃなくて良いので、頭で浮かんでいるものを言葉にしてみてください」
と、お伝えします。

まずは、外に出す
それが大切です。

実際には、こうしてお話を始めると
ほとんどの場合
ちゃんと喋れているし
言葉にもなっていたりします。

きっと「うまく伝えよう」という気持ちが
ただただ「体の外に出す」という作業に加えて

「喋ることを整理する」
とか
「わかりやすい言葉にする」
という作業もしようとすると
そちらが出来ないような気がするので
「体の外に出す」こともできない気がしてしまうのかなって感じます。

ここで一番大切なのは
「体の外にだす」ことなので
それを最優先するようにすれば、目的に近づけるわけですね

そして、コーチングセッションの場であれば
たとえ「伝わりにくい表現」で体の外に出てきても
ビジネスコーチがそれを整理するのを手伝うことができるので
結果、適切に表現できたことになります

ここで言う「結果、適切に表現できた」状態にするために
ぼくがちビジネスコーチがやっているのは
クライアントさん
つまり、コーチングを受けていただいてる方から
発せられた言葉が

「曖昧」だったり「抽象的」だった場合には
より具体的にするように手伝ったり

逆にとても具体的で粒が小さくて全体像を
表現しきれていないと感じるような時は
「概念的に把握」できるように質問をしたり

と言うことをやって、今クライアントさんの
頭の中や心の中にあるものを適切に言葉にできるように支援します

こんな風にして
思考や感情が曖昧な時は、具体的にして
表現の粒が小さくて全体を表現できない時は概念化することで

クライアントさんがこの次にどんな行動をしていったら良いか
と言うことへの「気づき」を手に入れることが出来るようにすることで

クライアントさんの次への行動を促すのが
コーチングセッションなのですが

人間ってどうしても、自信がなくなっている時って
なかなか行動ができなくなりますよね。

自信がなくなっちゃった時も
コーチングセッションを受けていただくことで
ここまでお伝えしてきたような言語化のプロセスを通じて
ほとんどの方は「自信を取り戻す」とまではいかなくとも
行動するエネルギーは手に入ることがほとんどです

ですが、時々それでも動けない状態になっちゃうことがあるかもしれないので
今日はちょっと「自信」のお話もしておきたいと思います

あなたはダンニングクルーガー効果ってご存知ですか?

これ、人間が持っている認知バイアス、認知の歪みのひとつで
とっても簡単にいっちゃうと
「能力の低い人ほど、自己評価を高くしてしまう」という傾向がある
と言う話です。

このダンニングクルーガー効果は
何か新しいことに取り組み始めるときにはとても有効だと思うんです

新しことをやり始めたときに「全くできる気がしなかったら」
やる気なんて起こらないですよね

やり始めたときにはその分野での能力は低いことがほとんどですから
多少自己評価を錯覚しているぐらいの方が良いのだと思います

その一方で
その分野での経験が長くなって、能力が上がってくると何が起こるかと言うと
その分野に関する情報量が多くなってきて、より適正な評価ができるようになったり
その分野での、習得度や習熟度が上がれば上がるほど、より細かい出来ていないこと
に気がつきやすくなりますよね

もし、今あなたが自信がなくなっているとしたらこれが理由かもしれません
ですが、この「より細かいできていないこと」に気づくことによって
自分が何を修正したら良いかを知ることができるので、成長を継続することができます。

その反対に
もう、自分は出来るって自信を持ってしまったら
その「こかまな出来ていないこと」に気づく感性が
はたらかなくなってしまう気がします

「こまかな出来ていないこと」に気がつけなくなったら
そこから先は上達できないのではないかということです。

そう言う意味では、もっと成長したい、今より上達したい、より上手く行くようにしたい
と思う分野では「自信」なんてもたない方が良いのかもしれません

ぼくはいつも
生業にしているコーチングや趣味でやっている空手については
ずっと成長し続けたいと思っているので
例えば
死ぬ直前にやったコーチングセッションが一番すごかった
とか
空手でも死ぬ直前が一番強かった
ってなれるのがいいなって思っています。

こんな風に思えるようになってからは
他の誰かとの相対的な比較には、あまり興味がなくなってきました
昨日の自分より今日の自分
今日の自分より明日の自分がちょっとでも成長していくために
今できることをやっていきたいなって思っていると
自信があるとかないとかも関係なくなってきました。

だから、自信ってどうでもいいな
って思っています。

こんな風に物事への取り組みに対する長期的な視点を
うまく持つことができると自信とか関係がなくなるのだと思います

あ、これってオリンピックで金メダルを目指しているアスリートには
使えないかもしれないですね。

はい、ありがとうございました

それでは、今日のお話まとめておきましょう

今日は
コーチングセッションでぼくがやっていることをヒントに
目標達成や問題解決のための行動のエネルギーを手に入れる方法

自信がなくなっちゃっている方向けに
ぼくの長期的な視点の持ち方
についてお伝えしました。

今日ぼくがご提案した
行動のエネルギーを手に入れる方法は
頭の中や心の中のことを
言葉や表現の正しさに拘らず「言語化」すること
そして、その言語化したものを
「具体的にチャンクダウン」したり
逆に粒の小さい言葉の場合は「概念化」したりすることで
頭の中や心の中のことを「きちんと把握する」ということ

そして、自信がなくなっちゃっているときに
気持ちを楽にする方法として
長期的な視点を持つことで「他者との相対的な比較」から
自由になると言うお話でした

今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/9C986TxtO28

ぜひ、動画でおさらいしてみてください

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、三密回避に配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました

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転職しなくても副業がはかどるようにする3つの質問

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みなさんこんにちは
ビジネスコーチ たかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます。

ぼくは、毎日さまざまな役割や立場のビジネスパーソンを
コーチングセッションを通じて支援させていただいています

経営者さん、管理職の方、管理職になる準備をしている方
エンジニアさん、起業家さん、副業・複業をやっている会社員の方
副業・複業で稼げるようになりたいと思っている方
趣味のスポーツで結果を出したいと思っている会社員の方

とくに、ぼくがコーチングを始めた頃は
副業・複業をやりたい、副業・複業で稼げるようになりたい
という理由でぼくのコーチングを受ける方の割合がとても
高かったです

ぼくたちコーチがコーチングセッションの中で
クライアントさんたちに気づきを得ていただくために
やっていることの一つは
「視点を変える」ための質問をすることです。

今日は「視点を変える」ことが
なぜ有効なのかを、副業・複業のための転職を事例に
お伝えしていこうと思います

今日のお話を動画で見たい方はこちらから

先週のブログのなかで
副業をやりやすくするために転職
ということを考える方も時々いらっしゃいますが
転職して副業・複業がうまくいくようになったという方はかなり少ない
と言うお話をしました

これはあくまで、ぼくの経験上そう感じている
と言うことではありますが

では、ぼくがこれまでに支援してきた方たちの中で
副業・複業をやりやすくするために転職しても
なんで、副業・複業はうまくいかない方が多かったのでしょうか?

いくつか理由はあると思うのですが
その一つには、冒頭にお伝えした「視点」の置き方
があるように思います

もう少し詳しくお話しすると
副業・複業をやりやすくするために転職を考える方は
その時点で、今のお勤め先に
「副業・複業がやりにくい理由」とか
「副業・複業がはかどらない理由」を見出していることが多いんです

例えば「残業が多い」とか「休日出勤が多い」とか
「体力的にきつくて、変えると余力が残っていない」とか

これは、別な言い方をすると
この方が副業・複業がはかどらない理由に「視点」を向けている
と言えますね

ぼくが、5,000回近く
本当にたくさんのコーチングセッションをやってきて感じることの一つは
人にはそれぞれ「物事の見方のクセ」があると言うことです

今日の冒頭から使っている「視点」と言う言葉で言い換えると
その人なりの「特徴的な視点の置き方」をすることが多い
となるでしょうか

副業・複業のための転職の話しにもどると
今のお勤め先に
「副業・複業がやりにくい理由」とか
「副業・複業がはかどらない理由」を見出している人は
ものごとが「やりにくい理由」や「はかどらない理由」を見つけやすい
「物事の見方のクセ」をもっている、つまり
「やりにくい理由」や「はかどらない理由」に視点を向けやすい可能性がたかいのです

そうすると、転職した後にまた新しいお勤め先でも
しばらくすると、その職場での
「副業・複業がやりにくい理由」や
「副業・複業がはかどらない理由」に目を向けるという
「物事の見方のクセ」が発揮されて
見事に新しい職場での
「副業・複業がやりにくい理由」や
「副業・複業がはかどらない理由」たちを
見つけてくるようになるのですね

副業・複業をやりやすくするために転職をする
の、前に
「やりにくい理由」や「はかどらない理由」への視点だけではなく
それ以外の視点の置き方を持つようにしてみると
転職をしなくても、何か新しい気づきがあると思います

そこで、ここでは
ぼくたちコーチがコーチングセッションの中で
クライアントさんたちに気づきを得ていただくために
使っている「視点を変える」ための質問を3つご紹介しておきます

その3つとは
1、うまくいっている人だったら
2、1年後のこの状況を乗り越えたあなたなら
3、尊敬する人なら

この3つです。
コーチングの教科書にも出てきそうなシンプルな質問です
実際のコーチングセッションでは状況に合わせて
もう少し工夫して質問することが多いですが

まずは、この3つの質問をご自身に投げかけてみてください

ご自身に問いかけやすくするためちょっとだけ説明しておくと
それぞれ3つのあとに

1、どんな行動をするでしょうか?
2、なんて言うと思いますか?
3、どんなアドバイスをするでしょうか?

この3つのどれかをくっつけると質問への回答がイメージしやすくなるとおもいます

例えば
1、このことがすでにうまくいっている人だったら、こんな時どんな行動をするでしょうか?
とか
2、1年後のこの状況を乗り越えたあなたなら、今のあなたをみてなんて言うと思いますか?
とか
3、あなたの尊敬する人が目の前にいたら、今のあなたにどんなアドバイスをするでしょうか

こんな感じですね。

もちろん「物事の見方のクセ」って、ぼく自身も含めて誰にでもあるものなので
副業・複業以外の何かで
行き詰まりを感じたり
発想が広がらないな
なんて感じたら、視点を変える工夫をしてみてください
まずは、今日ご紹介した質問をご自身に投げかけるところからやってみましょう

はい、今日もありがとうございました!

今日のお話を動画にしました。
https://youtu.be/viJWRv6CP7M
ぜひ、動画でおさらいをしてみてください!

みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、三密回避に配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう

それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました。

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