みなさんこんにちは
ビジネスコーチたかぎけんじです
いつもお読みいただいてありがとうございます
突然ですが
あなたの頭の中には、ずっと前からある
「あれやりたいんだけどなー」
って思っていることってありませんか?
それとか、タスクリストの中に
「ずっと手がつかないタスク」
みたいなものがある方もいらっしゃるかもしれません
今日は、そういった
ずっと頭の中にある「あれやりたいんだけどなー」
とか
タスクリストの中の「手がつかないタスク」
を、行動に移しやすくする
ちょっとした小技のお話をしたいと思います。
今日のお話を、動画でみたい方はこちら
https://youtu.be/7JBAn-UCfV8
はじめに今日のまとめです
心理学の世界では
「選択のパラドックス」という言葉があって
これは、ひとは
「選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう」
という心の働きを表す言葉です
この「選択のパラドックス」による不幸を減らすためには
選択肢を減らすこと、つまり何かを制約することが
効果的です
これと同じアプローチで
もし、あなたに
ずっと頭の中にある「あれやりたいんだけどなー」
というものがあったり
タスクリストの中の「手がつかないタスク」
がある場合には
「制約を作ってみる」ということを
試してみてください
あなたの行動が起こしやすくなるとおもいます
それでは、具体的にお話ししていきましょう。
昨日はぼくが主催する日本橋私塾の
毎週日曜日の夜にZoomで行っている雑談会でした
外出自粛の機運が高まり始めて、
自宅勤務、在宅ワークをする方が増え始めることで
みなさんの
家族以外の方や、会社以外の方との
コミュニケーションの量がへってしまうということが
気になったので、
みなさんの、コミュニケーションの量を増やそうと考えて
週一回の雑談会を始やりはじめました
調べてみたら
4月5日が第1回だったので
昨日でもう6回開催したのですね
昨日ご参加の皆さんからも
楽しかった、気づきがあった
とありがたいフィードバックをいただきました
この雑談会ですが
初回は、とくにテーマを設けず
社会環境の変化の中でのみなさんの近況のご報告
をいただきながらフリートークをしました
ですが、回を重ねるごとに
せっかくみんなで話すのだから
日頃 家族や会社の方とお話をするのとは
違う「気づき」とか「きっかけ」を得る
機会にしていきたいと思う様になりました
だからといって、参加する時に皆さんが
頑張らないと参加できない
とか、参加するのにハードルを感じる様な場にしてしまうと
雑談会を始めた趣旨からずれてしまいます。
なので最近は、皆さんが
「いつもと違うことを考える」きっかけになる様なテーマを
ぼくが考えておいて、当日その場で発表するようにしています
事前にテーマを発表してしまうと
塾生の皆さんの、頭の中や心の中で
自然とそれに向けての思考が展開したり
ビットが立った状態で、生活することで
そこへの情報量が増えてしまったりします
そうなると、身構えた会になってしまって
雑談ではなくなってします。
その役割は、雑談会とは別に
毎月行っている「月例会」や「振り返り会」が
あります
ですので、雑談会のテーマは
あくまで「雑談」を促すためのもの
という扱いをしています
心理学の世界では
「選択のパラドックス」という言葉があります
これは、心理学者バリー・シュワルツさん
が提唱しているもので
人間は
「選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう」
という心の働きを表す言葉です
この「選択のパラドックス」では
具体的には「選択肢が多くなると」
不幸を感じやすくなる理由として
ひとつ
選ぶのが大変になって、無力感が生まれる
ふたつ
自分の選択に対して疑いと後悔が生まれるので、満足度が下がる
みっつ
比較の対象が増えることで、期待値が下がる
といったことが、不幸を感じやすくなる理由とされています。
不幸になるかどうか、は少しおいておいて
実際に雑談会の様な場でも
1回目はみなさん自己紹介や近況報告で
伝えたいことや伝えることができること
がたくさんありますが
週1回の頻度になると自己紹介も要らなくなりますし
近況の報告もボリュームが小さくなります
そんなときに、なんでも話してください
と言っても何を話して良いかわからなくなって
しまったりします。
どんな話題を持って来たら良いか
選べなくなってしまうのですね
広すぎて、選択肢そのものが浮かばない
なんてこともあるかもしれません
ですので
その日に話すテーマを決めて
では「これについて話してください」
と、お伝えしたり
ぼくから
「〇〇について感じていることを教えてください」
といった質問を投げかけると
みなさん、それをきっかけにいろいろな
ことについて話していただける様になります。
人間には
制約をすることも必要なんだなって思います
制約というお話で言うと
ぼくの知人のコーチが以前にこんなことを言っていました
「いつでも出来るは、いつまでもやらないになる」
この言葉は、そのコーチともう1人の知人とぼくと三人で
雑談をしていた時に、ひとりが
「ダイエットのために24時間のジムに入会したんだ」
という話をしたのがきっかけでした。
そのときに、知人のコーチがもう1人の方に対して
「コーチとして、思うんだけど」と前置きして
「たくさんの人をコーチングしていて思うんだけど
いつでも出来るは、いつまでもやらないになる」
ことって結構多いんだよね
とやさしく注意喚起をするために伝えた言葉でした
ぼくも、コーチとしての経験の中で感じるのは
具体的な行動を促したい時に、制約を設けた方が
上手くいくことがあると思っています。
先ほどの「ダイエット」や「トレーニング」の
話で言えば
例えば
お気に入りのトレーナーが
毎週火曜日の19時から20時までしか
予約できないとしたら
きっと、頑張ってその時間を開けて予約をとって
そして
予約をとったら、その時間までに一所懸命仕事をおわらせて
とか、もしかしたら仕事を中抜けしてでも
その時間にジムに行きますよね
そのトレーナーがいつでも居たら
本当にいつまでも行かないかもしれません
そう考えると
いつでも、とか、いつか
っていう言葉は、人間の行動力を奪う言葉なのかもしれません
ですので
あなたが、やりたいと思っているけど
なかなか行動に移せないことがあったら
その行動に制約を設けてみるといいかもしれません
先ほどのダイエットやトレーニングのように
曜日と時刻を決める、場所を決めるのも効果的ですね
とか
トレーナーの予約を取るのと同じ様に
誰かとやることを約束をする
とか
ブログやメルマガ、動画などの情報発信がなかなか始められない方は
まず、曜日ごとにあらかじめテーマを決めておく
とか
ご自身の行動が進まないことに対して
これまでになかった制約をつくって
選択肢を減らすことで
より確実に行動が起こせる様になると思います
よく考えたら、これって
コーチングの機能の結構重要な部分ですね
もし、
あなたの頭の中にずっと「あれやりたいんだけどなー」
ていうものがあったり
あなたのタスクリストの中に
「ずっと手がつかないタスクがある」
という方は【制約を作る】を試してみてください
それでは、今日のまとめです。
心理学の世界では
「選択のパラドックス」という言葉があって
これは、ひとは
「選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなってしまう」
という心の働きを表す言葉です
不幸を感じやすくなる
とは言わないまでも
制約を設けることで、
あなたがなかなか行動に移せないでいることを
行動に移せる様になるかもしれません。
曜日を決める、時刻を決める、場所を決める
だれかと約束をする
テーマを決めるなど、さきに枠組みを用意する
などなど
もし、
あなたの頭の中にずっと「あれやりたいんだけどなー」
ていうものがあったり
あなたのタスクリストの中に
「ずっと手がつかないタスクがある」
という方は【制約を作る】を試してみてください
今日のお話を動画にしました
ぜひ、動画でおさらいをしてみてください
みなさん
正しい手洗い、バランスの取れた食事
質の良い睡眠、そして
笑顔を意識して
頑張らずにがんばって、この局面を乗り越えていきましょう
それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました。