コンビニの売り上げは変わらない!?

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こんにちは
週末起業、副業経営 ビジネス 最適化 支援の専門家
プロフェッショナルコーチ たかぎけんじ です。

新型コロナウィルスの感染対策で
多くの方がライフスタイルの変化を迫られています。

これは、テレワーク、時差出勤、交代勤務といった
働き方だけではなく、プライベートな時間の過ごし方にも
影響が出ているようです。

今日は、今のような緊急事態において
行動科学、心理学できな視点で
ビジネスコーチが考える
生き残る人のあり方について考えてみようと思います。

ぼくが考える3つのあり方は

1、情報に振り回されないようにする。
みずから情報をとりに行き
流れている情報を貪らないようにする

2、視点を柔軟に保つ
今の時期だから、需要が伸びる商品が自分のビジネスでは何か?
可能性を考えアクションを起こしてみること

3、自分なりに未来を予測する
今回の出来事を機に世の中が今後どのように変化していくかを考え
自分自身やビジネスをどのように適合していくかを考え手を打っていくこと

の3つです。

ある知人から聞いたお話では
小中高 臨時休校の要請のすぐ後
2月28日(金)の夜
その方のご自宅近くの
スーパーマーケットの冷凍食品売り場が
空っぽになっていたのだそうです

その方も奥様からのLINEでそのことを知ったのですが
共働きの奥様いわく

「子どもが自分ひとりでお昼ご飯を食べられるようにするために
1週間分の冷凍食品を買っておこう」
とおもって冷食の売り場に行ったのだそうです。

つまり同じことを考えた多くの主婦、主夫の方達が
その奥様よりはやく、売り場の商品を買って行ったということでしょう。

世の中は、今 皆さんの力を奪うマイナスの情報に溢れているように感じます

これは、
行動経済学的な視点で考えると
「人間は損失回避性を強く持っているから」
という説明ができる事象です。

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル ・カーネマンさんによれば

人間は
「損失と利得を直接比較した場合でも、
確率で重みをつけた場合でも、
損失は利得よりも強く感じられる」
のだそうです。

【ファスト&スロー 下 あなたの意思はどのように決まるか】
ダニエル ・カーネマン著 より

ぼくたちが情報の受け手になっている時
マイナスの情報により敏感に反応しやすくなり

だから、多くの情報発信者は
より多くの人に自分の発信した情報を見てもらうために
マイナスの情報をより多く発信するようになりやすい
ということですね。

そんな中、コンビニの売り上げは
さほどコロナウィルスの影響を受けていないという報道があります。

最近コンビニで良く売れているものを、さっくりまとめると

トランプやUNO、折り紙、シャボン玉 35%
チューハイなど酒類 30%
ポテトサラダや焼き魚など、の総菜 30%
冷蔵総菜 10%
カップ麺 10%

さまざまなコンビニのデータが混ざっていますが
いずれも前年比で売り上げが伸びているそうです。

先ほどの、共働きの奥様の話ともつながりますね。

そして、
多くの方が感じているように
今後「テレワーク」や「時差出勤」をはじめとした
ワークスタイルの変化は定着し
インフラの充実とともにさらに加速していくでしょう。
それは、人々のライフスタイルそのものにも影響をしていきます

実際に今週からは、ぼくのコーチングセッションを
オンラインで受ける方が増え始めました。

傾向として、会社で過ごす時間は減り、家で過ごす時間は増えるでしょう。

これらのことから
今のような緊急事態において
行動科学、心理学 的な視点で
ビジネスコーチが考える
生き残る人のあり方について、ぼくが考える3つ
をまとめると

1、情報に振り回されないようにする。
行動経済学(心理学)的視点において、ひとりの人間として
そもそも ぼくたちはマイナスな情報に反応をしやすいので
情報に振り回されないようにする。

今のような緊急時には、
みずから必要な情報は何かを考え
みずから情報をとりに行く姿勢を持ち
「流れている情報を貪らないようにする」ことが大切

2、視点を柔軟に保つ
ビジネスパーソンとして
コンビニの売り上げの例にあるように
今の時期だから、需要が伸びる商品が自分のビジネスでは何か?
可能性を考えアクションを起こしてみること

3、自分なりに未来を予測する
ひとりの人間として、そしてビジネスパーソンとして
表面的なポジティブシンキングではなく
今回の出来事を機に世の中が今後どのように変化していくかを考え
自分自身やビジネスをどのように適合していくかを考え手を打っていく

ひとつでも、ちょっとでも
[[name1]] さんのあたらしい行動のきっかけになれば嬉しく思います。

今日文中でお伝えした

ノーベル経済学賞 受賞者の
ダニエル・カーネマンさんの著書
「ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか」
を以前に動画で解説しています。

ぜひこちらの動画もご覧ください。

「ファスト&スロー 上巻」あなたの意思はどのように決まるか?【書評】

 

 

「ファスト&スロー 下巻」あなたの意思はどのように決まるか?【書評】

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